なかなか痩せない理由や原因!なぜダイエットで痩せられないのか
なかなか痩せない理由や原因!なぜ一生懸命ダイエットをしても痩せられないのか、その理由や原因をご紹介します。【生活編】と【食事編】に分けてご紹介しているのでチェックしてみてください。また、痩せない・体重が減らないときの対処法などもご紹介しています。
目次
なかなか痩せられないのには理由がある
ダイエットをしていると「なかなか痩せられない」、「体重が減らない」、と悩んでいる人は少なくありませんが、痩せないのには理由があります。
この「なかなか痩せられない」という悩みに役立つ内容をお伝えします。痩せない理由や原因を【生活編】と【食事編】に分けてお伝えするとともに、おすすめの運動や痩せるためのルールなどご紹介しますので、チェックしてみてください。
痩せない理由や原因【生活編】
まずは、痩せられない理由や原因をご紹介します。痩せられない理由や原因というのは非常にたくさんありますが、特によく見られる痩せない理由や原因を挙げていきます。
さきにもお伝えしたとおり、痩せない理由や原因を【生活編】と【食事編】に分けてご紹介していきますので、まずは【生活編】からお伝えします。生活による痩せない理由や原因にどのようなものがあるのか確認してみてください。
シャワーだけで済ませている
痩せられない理由や原因として、「シャワーだけで済ませている」というものが挙げられます。「夏は暑いから…」とか、「湯船に浸かっている時間がない」などの理由で、お風呂はシャワーだけで済ませているという人は少なくありません。
ですが、「身体を洗う」という目的はシャワーでも達成できますが、身体の芯から温めることはできません。身体が冷えていると代謝が上がらず、それは結果的に『痩せにくい身体』を作ってしまうことになるのです。
しっかりと湯船に浸かって身体を芯から温めることで基礎代謝が上がり、それだけエネルギーを使うようになりますので、痩せやすい身体になることができます。
運動不足
痩せられない理由や原因には、「運動不足」というものも当然挙げられます。これは「言われなくてもわかってる」という人も多いですが、それでもなかなか運動をすることができないという人も少なくありません。
運動をしなければ、エネルギーの消費はほとんどが「基礎代謝」の部分だけということになりますので、よほど筋肉量が多いなどでない限り、摂取カロリーのほうが消費カロリーよりも多くなってしまいます。
ジムに行ったり、ランニングをするなどの気力も時間もないという場合は、「少しでも歩く機会を増やす」というだけでも運動不足の改善に役立つので、そのことを意識するようにしましょう。
姿勢が悪い
痩せられない理由や原因として挙げられるのは、「姿勢が悪い」ということも挙げることができます。姿勢が悪い、猫背になっている、という状態だと実は痩せにくい状態になっているのです。
背筋を伸ばして、少しだけお腹に力を入れるようにするだけでも消費カロリーが高くなるので、痩せられないという悩みの改善に繋がります。
ここは、意識していないと自然と「楽な姿勢」になって猫背ぎみになっている人が多いので、「背筋を伸ばす」という意識をして、普段から良い姿勢を保っていれば体重が減らない悩みも軽減されるでしょう。
睡眠不足
痩せない理由や原因には、「睡眠不足」も実は関係しています。夜遅くまでPCやスマホを見て睡眠時間が減っていたり、バラバラの時間に寝て起きてを繰り返していると痩せない身体になっていきます。
睡眠不足になると、「食欲を増進させる」ホルモンであるグレリンというものが体内に増えていきます。つまり、「寝不足だと食欲が増す」ということです。
さらに、食欲を抑制する役割を果たす「レプチン」というホルモンが寝不足の状態だと「減る」ことも分かっているので、よほど「食べたい欲求」に強い人でないと間食などに繋がるということです。
痩せない理由や原因【食事編】
痩せない理由や原因には生活習慣も大きく関係していますが、もちろん「食事」も関係しています。非常に分かりやすく、直接的に関係しているので、ここは気にする人も多いです。
ですが、気にはしているつもりだけれど、何が痩せない理由や原因につながっているのかいまいち分かっていない、という人も少なくありませんので、そのあたりも含めてチェックしてみてください。
偏食している
痩せない理由や原因で食事に関するものと言えば、「偏食している」というものが挙げられます。つまり、「かたよった食事」です。
痩せない、体重が減らない、と考えて「ヘルシーな食事」を意識して野菜ばかりを摂る人もいますが、お肉や魚に含まれる「タンパク質」も実は体重を減らすためには必要なものなのです。
「筋肉」が多ければ多いほど身体の基礎代謝は上がります。つまり特に運動などをせずとも、生活しているだけで使うエネルギー量が多くなるのです。そして、その筋肉を作るのに「タンパク質」は必要なので、バランスの取れた食事を心がけましょう。
早食いしている
実は、「早食い」というのも、痩せない理由や原因になっています。あまり噛まずに「飲み込む」ような食べ方をしていると、「満腹感」を脳が出す前にどんどん胃袋に詰め込むことができてしまうのです。
ゆっくりよく噛んで食べることで、普段よりも食べる量を減らしても満腹感を得られるので、摂取カロリーを自然と減らすことができ、当然それは痩せない理由を解消することに役立ちます。
また、ゆっくりよく噛んで食べる行為自体が代謝を上げることにも繋がるので、早食いというのは食べる量を増やし、代謝は上がらないという痩せない理由や原因にしっかりと繋がっている行為となるのです。
甘いものの食べ過ぎ
基本的に甘いものというのは、カロリーが高いので、「甘いものの食べ過ぎ」というのは、当然痩せない理由、体重が減らない原因につながっています。
ついつい間食をしてしまう、という人はナッツ類やドライフルーツ、無糖のヨーグルトなど「砂糖菓子」や「スナック菓子」ではないものを選びましょう。
また、甘いものを「常備」しているのも体重に悪影響です。「なければ食べられない」ですから、「つい手が伸びてしまう」という状況になりたくてもなれない状況を作っておくのも大事なことです。
夜遅くまで食べている
痩せない理由、体重が減らない原因としては、「夜遅くまで食べている」というのも1つの要因となっています。「いつ食べても同じ」だと思っている人もいますが、それは大きな勘違いです。
なぜなら、「夜」というのは、食後にエネルギーを消費する時間が少ないです。朝食であれば1日中、昼食であっても、半日以上の時間がありますが、夜はその後の活動時間が少なく、エネルギーをあまり消費できません。
つまり、夜遅くになればなるほど、食べたものを「身体に蓄える」ことになるので、当然痩せないですし、体重が減るどころか増えます。
無理な食事制限をしている
10代、20代の若い人であれば食事制限だけでも痩せることができますが、そうでない場合は、無理な食事制限は逆効果になり痩せない理由、体重が減らない原因になることもあります。
30代以降となると基礎的な代謝量や筋肉量、さらには身体表面の水分なども落ちているので、ただ食べないだけでは、水分と栄養が枯渇した状態の「パサパサ」な「枯れたような人」が出来上がるケースが多くなります。
肌や髪がパサパサになり、脂肪がつきやすいお腹や二の腕などにだけは肉がしっかりと残り、体重の「数字」だけは減っても「何も美しくない」というような状態になりやすいので、無理な食事制限は避けましょう。
痩せるためにおすすめの運動
先にもお伝えしたとおり、無理な食事制限などだけでは痩せない理由や体重が減らない原因は取り除けないので、痩せるためには運動が大切です。そんな「痩せるためにおすすめの運動」をご紹介します。
ウォーキング
ウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼を助ける効果が高いので、痩せないと悩んでいる場合にはウォーキングは非常に良い運動となります。
またランニングなどよりも「直接的な疲労感」が少ないので運動をするハードルも低く、好きな音楽などを聞きながらということをやりやすいので、痩せないことで悩んでいる人におすすめの運動です。
筋トレ
ウォーキングなどの有酸素運動に対して、筋トレなどの無酸素運動というのは、直接的な脂肪燃焼効果は低くなります。ですから、筋トレなどのやり過ぎは、脂肪をあまり燃焼せず筋肉ばかりがついて、「余計に太くなる」原因にもなります。
ですが、先にもお伝えしているとおり、筋肉量が多いほうが「基礎代謝」が上がります。「ムキムキ」になるほどの筋肉はつけなくても最低限の筋肉がないと「痩せにくい身体」になってしまうので、やはり筋トレも大切な運動です。
ながら運動
「ながら運動」というのも痩せないと悩んでいる人にはよい運動方法となります。家事をしながら「かかと上げ」を繰り返したり、歯磨きをしながら「片足立ち」をしてみたりとやれる「ながら運動」はたくさんあります。
また、メイクをしながら「膝の間にクッションを挟む」とか、通勤の際に「いつもよりも歩幅を広げて歩く」や、椅子に座っているときに「背筋を伸ばしてお腹を引っ込める」など、何かを「しながら」運動ができる方法は非常におすすめです。
痩せるためにはルールを決める!
何も考えず、何も努力せずに痩せられるのであればダイエットに悩んでいる人はいません。痩せるためには、それなりの努力をする必要があり、そのためのルールを決めるというのも大切です。
腹八分にする
先にもお伝えしたとおり、「無理な食事制限」はよくないのですが、「腹八分」というのは非常によい食事量になります。栄養バランスの取れた食事を腹八分目にしておけば、あまりにも代謝が低い人でなければ、自然と痩せていきます。
間食はしない
間食というのは、「必要な食事」ではないケースが多く、「ただの娯楽」でしかないケースが多いため「間食をしない」というルールを設けても何も支障はありません。
ただ、あまりにもそれによってストレスがかかりすぎるのであれば、「週に1日だけ」などのルールや、ストレスを発散する間食以外のものを考えるようにしましょう。
夜何時以降は食べないと決める
さきにもお伝えしたとおり、夜遅ければ遅いほど「食べたものが蓄えられる」ので、夜何時以降は食べないというルールを決めることは痩せないという悩みを解消するのに非常に役立つので、ルール決めしてみましょう。
週に1回は体重を量る
「痩せない」と考えていると体重計に乗るのが恐いという人も多いですが、しっかりと「数字」として自分の状況を把握しておくことは大切なことです。せめて週1回は体重を量って確認するルールを設けましょう。
ダイエットが辛いと感じた時の対処法
ダイエットをするのは辛いものです。頑張っているつもりでも成果が出なかったり、成果は出ても「色々な我慢」を重ねていて辛いと感じることもあります。そんな「辛い」という感情が出たときの対処法です。
今まで頑張った分だけでも自分で認めてあげる
ダイエットというのは「見た目」や「体重という数字」で結果が見えやすいものなので、「結果がすべて」になりがちです。ですが、「頑張っている事実」もあるので、そこはしっかりと自分だけでも認めて褒めてあげましょう。
少しだけダイエットを休む
あまりにも辛いと思ったら少しの間だけでもダイエットを休むというのも大切な判断です。その「ダイエットお休み期間」に暴飲暴食をするようなことがなければ、これまで頑張ってきた身体は簡単に『太る』ところまではいきません。
食べること以外でストレスを発散する
やはりダイエットをしていると色々な我慢をしているのでストレスがたまるものです。ですが、「食べる」ことでストレス解消してしまっては、これまでの頑張りが台無しになる可能性もあります。
そうなる前に「ストレス解消法」をしっかりと見つけておくことも大切です。「ストレスがたまったらこれをする」と決めておけば、ストレスを感じたときにそのことを真っ先に考えるので、これは対処法としておすすめです。
なかなか痩せないのは病気の可能性もある
なかなか痩せない、体重が減らないと悩んでいて、それは「自分の努力が足りない」と思っている人も多いですが、実はなかなか痩せないのは病気の可能性もあるのです。
糖尿病の可能性
糖尿病だから絶対に痩せないということはないのですが、血糖値、つまり糖の部分をコントロールしないと行けない状況になっているので、それらが原因となり「痩せない」状況が生み出されることがあります。
甲状腺機能低下症の可能性
甲状腺機能低下症というのは、血液の中にある『甲状腺ホルモンが不足』した状態になってしまっていることを言います。甲状腺ホルモンというのは「代謝を調節するホルモン」です。
甲状腺機能低下症は、胃腸の働きが悪くなるため食欲が減ります。これにより食べる量も少なくなるのですが、代謝が低下し、甲状腺機能低下症になると非常に「むくみ」が起こりやすくなるため、それらが原因で体重が増加します。
「消費カロリー」が多ければ痩せるという単純な思考
ダイエットというのは単純に考えれば「消費カロリー」が「摂取カロリー」を上回っていれば痩せますし、逆になれば痩せられないことになります。その単純な思考を持つことは大切です。
難しく考えすぎると余計にダイエットが辛くなりますから、消費カロリーと摂取カロリーの「数字」で判断すると心が楽になるケースも多いです。
そして、「食べてないのに痩せない」という場合は、先にもお伝えしているように、筋肉量などで「消費カロリーが少ない」状態ですから、簡単に「なぜ痩せないか」という部分も見えることになります。ダイエットには単純な思考も大切です。
ダイエットで心が辛くなりすぎないように
ダイエットをしているとついつい「無理」をしてしまって心が辛くなりすぎている人も少なくありませんが、そもそものダイエットの目的を思い出してみてください。
ダイエットの目的は「痩せる」ことだという人がほとんどでしょう。しかし、その「痩せる」目的は「キレイになる」「可愛くなる」ためだということを再度認識し直すことが大切です。
ダイエットで心が辛くなりすぎて、「ゲッソリ」したり、「険しい顔」をしているのは「キレイ」や「可愛い」から遠ざかっていることに気づきましょう。辛くなりすぎず、だけど甘えすぎない適度なダイエットを目指してください。