2019年01月27日公開
2019年01月27日更新
白パンツのメンズがダサい理由!白いパンツは女子ウケも悪い!
メンズのファッションアイテムで、白パンツがダサい、と言われるのには理由があります。そもそもは白パンツが悪いのではなく、似合っていないからダサいといわれるのです。ではメンズの白パンツを履いて、似合ってるねと言われるにはどうすればよいでしょうか。
目次
男性が白パンツをお洒落に履くのは難しい?
ファッションの流行廃れは凄い速さで変わっていくものですが、そんな中でもメンズアイテムはレディースに比べるとさほど大きく変化していくわけではありません。
基本が、トップスとボトムスというのはわかりませんので、時代によって流行る形や色が違うだけなのです。しかし、無難と言われている無色、黒と白のうち、白いパンツを履くとどうもダサいと感じてしまう、という人が多数いるのです。
クラシックアイテムでもある白パンツ、お洒落なズボンとして男性が履くのは本当に難しいのでしょうか。具体的なメンズのコーディネートなども参考にしてみていきましょう。
男性の白パンツ・ズボンがダサい理由
では、男性がはく白パンツやズボンがダサいと評されてしまう理由についてみていきましょう。
まず最初に伝えたいのは、白という色そのものがダサいわけではない、ということです。ただメンズが着こなすにはちょっと難しい、特に下半身に持ってくるのは相当難しい色である、ということです。
では一体どのような理由でメンズの白いパンツ・ズボンがダサいといわれてしまうのでしょうか。
1.チャラく見える
白いズボンを履くことは、子供の頃はあったでしょうか。多くの男性はお母さんが出してくれるものを自動的に着ていた小学生低学年、ジャージ一筋になった小学生高学年から中学生、ジーパンが制服になる高校生の間、白いズボンを履くことはなかったでしょう。
ただし、中学生、高校生の頃に白いパンツ・ズボンを履いていたメンズもいるにはいます。彼らは一般的には不良と呼ばれる集団に属し、とにかく目立ちたい、人目につくことが大事と考える傾向にある人たちです。
故に、メンズが白いパンツ・ズボンを履くことだけで、周囲からチャラく見られることがあるのです。チャラい男性をダサいと感じる女子は多いので、そんなつもりじゃなかった、という男性はショックを受けるかもしれません。
2.スタイルが悪く見える
足が太めなメンズがベージュや白などの明るい色を下半身にもってくると、サイズがぴったりであったとしても、やはり膨張してみえます。サイズがあっていなくて皺があったりダボダボの状態で履いているとなると、これはもう最悪にダサいです。
折角日ごろの鍛錬の賜物で上半身が適度に引き締まって見えていても、下半身だけがだぼっと膨らんで見えるのです。ということは、スタイルが悪く見えてしまいます。
スタイルが悪く見えるというのは、格好良いとは反対のこと、つまりダサいことになりますので、折角お洒落だと思って白パンツ・ズボンを履いているのに逆効果になってしまっています。
3.汚れが目立ちやすい
白は他の色をすんなりと受け入れてしまう色です。黒や白は無色ですが、白は黒に比べると汚れが目立つ色です。車でも外壁でも白いものは汚れが目立ちやすいですが、それはメンズの白パンツも同じです。
大人の男性が着ている服が汚れているようでは好印象を与えることは出来ません。そのため、メンズで白パンツ・ズボンは見ている者に「汚れないかな」と不安にさせてしまうので、居心地の悪さを感じさせてしまうのです。
汚れやすいということを気にするあまり、行動が制限されるのもあまり格好良いことではありません。
女子の男性の白パンツに対する印象
女性は一般的に、白というカラーは好む傾向にあります。それを男性が身にまとっていても、それだけで印象が悪くなることはありませんし、むしろ若い女子には白パンツ・ズボンを履きこなせる男性は格好いいと思うことが多いようで、爽やかな印象を持ちます。
しかし、それはあくまでも「履きこなしている」場合です。ではそれ以外の男性が白パンツを履いているとき、女子はどう思ってみているでしょうか。
少々ショックな事実かもしれませんが、お洒落への道は厳しいこともありますので、順番に見ていきましょう。
1.ナルシストっぽい
メンズが白いパンツを履くことで「決めすぎている」ように感じる女子からは、彼はナルシストなのではないか、と思うという容赦ない台詞が出てきます。
白パンツという難易度の高いアイテムを履くあたりに自分のファッションに自信をもっていることがわかり、その「俺、どう?」という感じがナルシストさを感じてしまい、ダサいと思えてダメとのことです。
また目立つアイテムでもありますので、派手さを競っている感じもあるように思うのかもしれません。
2.気持ち悪い
白は無色ですが、何色にも染まることやその雰囲気、明るさから女性っぽいアイテムでもあります。そのため、メンズが白パンツをはいていると女性っぽく見える、という意見もあります。
女性っぽく見えて、なよなよしているように感じるのでしょう。ですから白パンツを履いている男性を見かけると、「ダサいし気持ち悪い・・・」と感じてしまう女子が一定数いるのです。
細くてもやしのようだ、と揶揄される若手のお笑い芸人を思い浮かべる人もいて、白パンツ・ズボンを履いているだけで笑いを取りたいのかと思うという考えを持つ女子もいます。
3.下着が透ける
これは女子なら誰でも気にするところですが、白をボトムスに持ってきたときに一番気になるのは「下着が透けて見えていないか」です。女子は普通に気にするこのことを、男性は気にしない人が多いのでしょうか。
白パンツを履いている男性の下着の色が透けて見えてしまっては、「爽やか」と思っていてもダサい感じから一気に幻滅です。下着の色がわからないような工夫が出来ない人は履くべきではないのかもしれません。
メンズが白パンツやズボンを購入するときには、一緒にはく下着もそろえて購入した方が良いでしょう。少なくとも普段はいている赤や黒などの目立つ下着は併用しないようにしましょう。
4.似合っていればアリ
女子には実はメンズの白パンツは人気が高いのです。「爽やか」とか「格好良い」とか「お洒落」という意見もたくさんあります。しかし、その内半分ほどに「似合っていれば」という言葉が枕詞のようについてくるのです。
スマートに履きこなしていれば男性を非常に爽やか、かつ格好よく見せてくれるアイテムが、メンズの白パンツ・ズボンです。
つまり似合っていれば「格好良い」白パンツ姿ですが、似合っていない、と判定されるや否や「ダサい」「気持ち悪い」という意見になってしまいます。
白パンツのメリットとは?
メンズファッションでは難易度が高いのが白パンツですが、そもそも白パンツそのものが悪いとかダサいわけではありません。むしろ女子には好意的に受け入れられるアイテムでもあるのです。ですから、是非上手に着こなして定番アイテムにまで昇華させましょう。
次は白パンツを履くことで得られるメリットをみていきましょう。「お洒落に見える」ということばかりが白パンツの魅力ではありません。
どんな色とも合う
白は膨張色ですからボトムスに単色で使うには難易度が高いファッションカラーですが、どんな色とも合うという特徴がありますので一度着こなしを覚えてしまうと便利なアイテムです。
基本的には体の真ん中から薄い色、外側に向かって濃い色となっていくのが「まとまりある」ファッションですが、白パンツを着るなら上は何でも合います。全体のバランスさえ良ければ、それこそオールホワイトでも大丈夫、という便利な色です。
そのためにはまず、自分の体型や弱点をしっかりと鏡をみて探ることが大切です。ファッションはバランスが全て、と理解し、まずは自分の体型を把握することから始めましょう。
上手に履けばお洒落上級者に見える
白パンツは、あくまでも「上手に履けば」ですが、一枚でファッション上級者に見せてくれるアイテムでもあります。
一枚でこなれ感も爽やかさも演出でき、明るい存在感を放つことが出来ます。思わず振り返ってしまうお洒落な男性は、白パンツを履いていることが多いことからもそれは判ります。
白パンツを上手に着こなすポイント
折角持ってしまっているし、それならば上手に着こなしたい、という男性もいるでしょう。では、メンズが白パンツを上手に着こなすポイントを見ていきましょう。
どうせ着るのであれば、ダサいと思われることは徹底的に避け、女子受け抜群のファッションを覚えるべきです。
①お洒落に見えるシルエットを意識する
ファッションのコーディネートで大切なのは、そのシルエットです。男性ならIライン・Yラインシルエットを意識するようにしましょう。上半身、下半身ともにぴったりとサイズがあったIラインか、男らしく上半身にボリュームを持たせたYラインです。
決して下半身だけボリュームが大きくなるような組み合わせはしないようにしましょう。足が短く見えるだけでなく、太って見えてしまってダサいと思われる形になります。
ダボダボのオーバーサイズを着るのはそういうファッションとしてでしたら構いませんが、基本的にはジャストサイズが自分を一番素敵に見せてくれます。
②裾に注意して膨張感を抑える
白い色は膨張色ですから、よっぽど足に自信がある人以外は、工夫をして履くことが大切です。基本的にはメンズの白パンツの裾は、細くスッキリしたほうが良いです。もしくはロールアップをしてくるぶしくらいまで裾をあげましょう。
大切なことですから何度でも書きますが、ファッションはバランスが全てです。ダサいと人に感じられないようにまずは全体を見て、城パンツのせいで下半身がやたらと誇張されていないかを確認しましょう。
ベルトやチェーンなど、小物を上手に合わせることもチャレンジしていってください。
③白と一番相性の良い色を合わせる
メンズの白パンツをダサいと思われず、より爽やかに見せるためにはトップスに持ってくる色も考える必要があります。白パンツに一番相性の良い色は、ネイビーで決定です。
所謂マリンカラーと呼ばれるコンビですが、メンズでもレディースでもネイビー×白の組み合わせは鉄壁と呼べるでしょう。爽やかかつ無難でもある組み合わせですので、失敗を恐れるならまずはネイビーとあわせましょう。
それから徐々に、自分の顔色に合わせて何色が一番似合うかをさぐっていけば失敗は少ないでしょう。
【季節別】メンズ白パンツのお洒落な着こなしコーデ
白パンツは爽やかな印象が強く出ますが、一年中履けるアイテムです。では次は季節別にメンズの白パンツのおすすめコーデをみていきましょう。
例をみて、自分の手持ちの服で表現できるかどうかを試してみてください。お洒落が好きな人でしたら案外色々な服を持っていることは多いため、具体例さえきちんと見ればさほど難しくはないはずです。
春の白パンツコーデ
オールシーズン着こなせるカラーですが、特におすすめなのが春です。白はメンズ・レディース関係なく上品とか清潔さ、もしくは純なイメージがありますから、春の爽やかな気候に似合うのです。
まだまだ肌寒い春の風にはこんなマリンルックはいかがでしょうか。白パンツには同じく白の薄手ニットをあわせ、ネイビーのダウンベストをさらって羽織ります。
足元はロールアップしてシューズも白のスニーカーをもってきてバランスを整えるコーデは、爽やかさが抜群です。
夏の白パンツコーデ
夏にはここぞとばかりに明るさ、爽やかさをアピールしましょう。麻のざっくりした感触のストライプシャツと合わせて、ラフな中にも清潔さを表現します。
あえて丈の短い白パンツがバランスの良さを感じさせるコーディネイトです。ここで裾がだぼっとしていれば一気にダサい感じが出ますし、また暑苦しさも感じますので丈の長さは重要です。
秋の白パンツコーデ
秋になるとファッションカラーは一気に重くなりがちですが、そこに白パンツを投入することで明るいイメージに仕上げてくれます。
おすすめはこんなコーディネートです。インに白シャツをあわせてブルーのセーターを着れば、清潔さと誠実さ、明るさなどを嫌味なく表現できます。若々しくみせる効果もあります。
冬の白パンツコーデ
寒いけれど、雪や氷で純白とかピュアというイメージがある冬、白パンツで決めてみませんか。
チノパンとスウェードシューズ、それにチェック柄のジャケットを合わせて気分はイギリス紳士です。寒さ対策と共にお洒落も楽しめるコーデです。
白パンツを履くときの下着はどうする?
白パンツを履くときにはメンズでもレディースでも必ず気をつける必要があるのが下着の色です。透けると一気にダサい状態になってしまいますので、下着の色だけはしっかりと考え、何度も鏡で見て透けていないかチェックしましょう。
光の加減もありますので、陽がよく当たる場所や蛍光灯の下など、場所を移動してチェックすることも大切です。
まずはベージュの下着です。日本人の肌色に近いベージュを選んでおけば、不自然にならずに済みます。メンズはベージュは履きにくいかもしれませんが、透けてみえてダサいと思われるのは避けたいので、白パンツを履くとき限定で用意するのがおすすめです。
また、白パンツなので白い下着を選ぶ人も多いようです。白は下着の色としては定番ですから手に入りやすいですし、ちら見えしてしまったときでも大丈夫、という安心感があります。
最後はグレーです。グレーも肌と馴染みがよい色ですので透けにくいといわれています。またどんなシーンでもあわせやすい色でもありますので、試してみましょう。
もうダサいとは言わせない!
白パンツはファッションアイテムとして難易度が高い上に、ちょっとしたことで周囲の女子から「気持ち悪い」「ダサい」などと評されてしまうアイテムでもあります。
しかし似合っていればダサいなどとは勿論言いませんし、男性の白パンツは爽やかで好き、という女子もたくさんいますので、自分のサイズに合ったものを選び、裾は細めでロールアップして長さの調節をするなど、研究をしてみましょう。
似合うね、と一度でも言われることがあれば、それはあなたの定番のメンズファッションとして活躍してくれるはずです。