2019年04月11日公開
2019年04月11日更新
ファーストピアスの期間はいつまで?取り外す期間を徹底解説
ピアスの穴を開けると、ファーストピアスをつけます。今回はファーストピアスを外すタイミングやファーストピアス期間の注意点などを紹介します。ファーストピアス期間にやめておいたほうがいいことや、ファーストピアスでのトラブルもまとめていきます。
目次
ファーストピアスを外してもいい目安は?
ピアス穴を開ける時には、ファーストピアスというものを必ずつけることになります。今回はファーストピアスとはどういうものなのか、ファーストピアスをどれくらいの期間つけるといいものなのかを紹介していきます。
これからピアス穴を開けるという人は、どんな風にファーストピアスを外すのかをチェックしておきましょう。
ファーストピアスとは?
まずはファーストピアスとはどういうものなのかをみていきましょう。ファーストピアスとは、耳にピアス穴を開けたすぐあとに入れるピアスのことで、ピアスホールが完成するまでつけておくピアスになります。
ピアス穴を開けるというのは、いわゆる耳たぶに穴を開けるということです。ピアスのポストが入る穴なので、それほど大きい傷ではないものの、傷には代わりがありません。
そのため穴を開けたままにしておくと、傷を治そうとして皮膚がくっついてしまいます。皮膚がくっついてしまっては意味がありません。ピアスホールをしっかりと作るために、穴が塞がるのを阻止するためにつけておくのがファーストピアスなのです。
ファーストピアスを外す期間はいつ?
それではファーストピアスはどれくらいの期間つけておくもので、いつ外すといいのでしょうか。ファーストピアスをつけておく期間と、いつ外すのかタイミングをチェックしましょう。
最短では1ヶ月
ファーストピアスを外すタイミングとしては、最短でも1ヶ月の期間が必要になります。しかしこれはあくまでも「最低」です。
転んで怪我をした時、すぐに傷が治ってしまう人もいれば、いつまでたっても傷が治らないという人もいるでしょう。傷が治るのには人によってタイミングに違いがあります。
最短では1ヶ月ですが、人によっては1ヶ月ではまだ早いということもあります。「けっこう、長い期間外すことができないのだな」と思うかもしれませんが、じっくりとピアスホールを作っていきましょう。
安全面を考えれば3ヶ月
1ヶ月ではピアスホールが完成していないかもしれませんが、それではいつファーストピアスは外すことができるのでしょうか。
時間がかかるという人でも、3ヶ月もすればファーストピアスを外すことができます。ファーストピアスを外す時には、できればピアス穴を開けた医者にいって外してもらうというのがおすすめです。
3ヶ月もファーストピアスをつけていれば、よっぽどしっかりとピアス穴ができていますが、場合によってはファーストピアスを外すときに痛みが伴うことがあります。痛いだけではなく、出血をする場合もあるので注意しましょう。
ファーストピアス期間中の注意点
ファーストピアスを外すのは、だいたい3ヶ月程度が目安になりますが、ファーストピアスをつけている間はどんなことに注意をするといいのでしょうか。ファーストピアスをつけている期間の注意点をチェックしてみましょう。
毎日のケアが必要
ファーストピアスをつけている期間に特に注意をしなければいけないのは、清潔に保つということです。ファーストピアスというのは、ピアス穴を開けた後につけるピアスのことです。
痛いイメージがありますが、傷口に入れているピアスということになります。ファーストピアスは毎日綺麗にケアをして、いつでも清潔なファーストピアスでいるようにしましょう。
また耳を綺麗にしておくことも大切です。ゴシゴシと擦るのではなく、優しく泡で包んで、綺麗に洗い流すようにしておきましょう。
パーマやカラーリングは控える
ファーストピアスをつけている期間は、パーマやカラーリングは控えるようにしましょう。特に家で行うセルフカラーはやめておいた方がいいでしょう。
パーマやカラーリングというのは強い薬剤を使います。美容院などでは耳にカバーをかけてくれるところもありますが、万が一ファーストピアスに薬剤がかかってしまった場合には、耳にトラブルが起きてしまうことがあります。
バイ菌が入って可能してしまうなんてこともあるかもしれません。ヘアスタイルを綺麗にしたい気持ちはわかりますが、ファーストピアスをつけている期間は我慢をするようにしてください。
海やプールに入ることは避ける
海やプールに入るのも、ファーストピアスをつけている期間はやめておきましょう。海やプールには、どんなバイ菌がいるかわかりません。
海であれば真水ではなく塩水なので、傷口でもあるピアスフォールが痛いということもあるかもしれません。
プールの水も消毒が含まれていることがあります。たくさんの人が楽しむプールなら、どんな人のどんな菌があるかわかりません。健康な体に害はなくても、傷口であるファーストピアスにはよくないという場合があります。
ファーストピアスを外す時の注意点
ファーストピアスをいつ外すかといえば、3ヶ月程度が望ましいようです。それではファーストピアスを外す時には、どんなことに注意をするといいのでしょうか。ファーストピアスを外す時に気をつけておきたいことをみていきましょう。
外せそうか見極める
ファーストピアスを外す時には、いつくらいに外すことができそうかを見極めることが大切です。早く外したいと思っている人は、いつ外すことができそうか、医者と相談しながら見極めるという方法があります。
医者から「いついつだったら外せそうだ」というように、ファーストピアスをつけておく期間を指定されたのであれば、その期間はじっと我慢をしましょう。
外してもいいと言われる前に無理に外してしまうと、ピアス穴のトラブルが起こってしまうこともあります。ピアス穴が傷口になってしまわないように注意しましょう。
無理に外そうとすると痛い
ファーストピアスを早く外したくて、無理に外そうとしてしまう人がいますが、無理に外そうとすると痛いのでおすすめできません。ファーストピアスを外す時というのは、ちょっとコツがいることがあります。
そもそもピアスホールが完成するまでつけておくピアスなので、キャッチが固めになっているものがおおいのです。引っ張ると涙が出るほど痛いことがあります。
自分で簡単にファーストピアスを外すことができない時には、病院でファーストピアスを外してもらうという方法がおすすめです。痛い思いをする前に、正しい処置をしてもらいましょう。
ピアスホールが未完成だと出血する
ファーストピアスを外す時には、しっかりとピアスホールが完成した時に外しましょう。ピアスホールが未完成の時に外してしまうと、痛い思いをすることもありますし、傷口から出血をしてしまう恐れもあります。
ファーストピアスをつけている時も、ピアスフォールが完成していない間は出血をすることがあります。傷口なので多少の出血は仕方がありません。
しかし何日経っても出血が止まらない場合や、痛みを伴うという場合はすぐに皮膚科に相談にいきましょう。
ファーストピアスでよくあるトラブル例
ピアスホールから出血をするというトラブルがありますが、ファーストピアスをつけた時には、どんなトラブルがあるのでしょうか。ファーストピアスをつけた時や、つけている期間、外した後でも起こるかもしれないトラブルをみていきましょう。
膿がたまる
ファーストピアスをつけている期間に起こることがあるトラブルには、膿がたまるというトラブルがあります。
なんとなくファーストピアスをつけているあたりがじゅくじゅくするというような場合や、血ではないものが出てくるという場合には、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。
ファーストピアスを外した後でも、どこかからバイ菌が入ってしまって膿がたまることがあります。おかしいなと思った時には必ず皮膚科を受診してください。
腫れが引かない
ファーストピアスをつけている間は、傷口なので耳たぶが腫れているということがあります。しかしファーストピアスを外してから、2ヶ月を経過してもまだ腫れているというのは、バイ菌が原因である可能性があります。
2ヶ月を経過していなくても、腫れ具合がおかしいと感じたり、赤く腫れ上がっていたり、痛みを伴うような腫れである場合は、早めに皮膚科を受診してください。
そのうち治ると思っていても治らない場合があります。また腫れが酷いからと消毒を塗ってしまうと、ピアス穴が塞がってしまうこともあるので注意してください。
万が一の場合の応急措置はホットソーク
ファーストピアスをつけている期間に、ファーストピアスをつけたところに違和感を感じた時には病院にいくことがおすすめです。しかし何かの都合ですぐには病院に行けないという場合は、応急措置としてホットソークを使うのもおすすめです。
ホットソークとは?
ホットソークというのは、民間療法的なもので、天然歯を溶かしたお湯を使ったケアの方法になります。代謝の悪くなった部分に行われるケアで、自然の治癒力をアップさせると言われています。
ただしあくまでも応急処置です。病院に行けるのであれば、病院で治療をしてもらうことをおすすめします。
ホットソークの正しいやり方
それではホットソークの正しいやり方をみていきましょう。まずは天然の塩とぬるま湯、耳をつけるための容器を準備します。
ぬるま湯100ccに対して0.9gの天然塩を入れます。できればしっかりと塩を溶かします。塩が溶けたところで、痛みや腫れがある耳を15分ほど浸します。傷口に塩水を浸すのでちょっと痛いです。
15分ほど経過したらお湯から出して、綺麗な水で洗い流します。ホットソークをしている時は、ファーストピアスは外さなくても大丈夫です。無理に外すと血が出たり痛いのでそのままホットソークを行いましょう。
ファーストピアスの選び方
ファーストピアスをいつ外すのか、期間をチェックしてきましたが、どんなファーストピアスを選ぶと耳にはいいのでしょうか。ファーストピアスの選び方をまとめておきましょう。
ポストの長さ
ファーストピアスを選ぶ時にはポストの長さはとても大切になります。ポストとは、ピアスホールに通す棒の部分のことです。
ポストは長すぎても短すぎてもよくありません。理想としては、ピアスホール+3mmです。耳たぶは人によって厚さが違います。そのため6mmのものと8mmのものがありますが、耳たぶが薄い人でなければ8mmのものを選ぶといいと言われています。
ピアス穴を開けたばかりの耳たぶは、傷がついている状態なので少し腫れています。少し長めのポストのものを用意しておいたほうがいいでしょう。
ポストの太さ
ファーストピアスのポストは、長さだけではなく太さにも種類があります。太いものから細いものまで種類は色々とありますが、一般的には1.2mmの太さを選ぶことが多いようです。
細いもので0.8mmというものがありますが、あまり細いものをファーストピアスに選んでしまうと、どれより太いピアスをつけることができなくなってしまいます。
一般的に販売されているポストの太さが1.2mmなので、よほどの理由がないかぎりは1.2mmを選んでおいた方がよさそうです。
ポストの素材
ファーストピアスを選ぶ時には、どんな素材のポストを選ぶのかということも重要になります。ピアス穴を開ける人の中には金属アレルギーの人もいるでしょう。気がつかないだけで、ピアスを入れてみたら金属アレルギーだったという人もいます。
金属アレルギーの人がファーストピアスに金属のポストを選んでしまうと、耳にトラブルが起こることもあります。金属アレルギーの人や、金属アレルギーなのかどうかわからないという場合は念のため、金属アレルギーが出にくいポストを選びましょう。
医療器具でも使われている純チタンは一番おすすめですがちょっと高価です。その他にサージカルステンレスなどもおすすめです。
普通のピアスに使われる樹脂やアクリルでできたピアスなら金属アレルギーにならなくていいのではないかと思うかもしれません。しかし樹脂やアクリルはファーストピアスには不向きなのです。
樹脂やアクリルのピアスは、基本的には使い捨てピアスで、ずっとつけておくピアスとしては不向きです。またファーストピアスの場合、ピアスホールが化膿してしまうことがあります。そんな場合、樹脂やアクリルは埋没してしまったり、取れなくなってしまうという危険性があるのです。
ファーストピアスでトラブルが起こった時に、できるだけ安全に対応できる素材を選ぶことも大切になりそうです。
ファーストピアスを外す時は気をつけて!
今回はファーストピアスはいつからいつまでつけておくのか、ファーストピアスを外すタイミングや、ファーストピアスをつけている時の注意点などを紹介させていただきました。
ピアス穴はできれば病院で、医師に診てもらいながら開けるという方法がおすすめです。医師にピアス穴を開けてもらうことで、ファーストピアスのケアの仕方や、ファーストピアスを外す適切なタイミングも教えてもらえるはずです。
安全におしゃれを楽しむことができるように、ファーストピアスのケアや外し方には注意をしましょう。