2019年02月24日公開
2019年02月24日更新
サングラスが似合わない顔の特徴!鼻が低い人でも似合うサングラスとは?
海外のセレブのようにかっこよくサングラスをかけたいのに、サングラスが似合わないと悩んでいる人はいませんか。サングラスは基本的に似合う顔と似合わない顔があります。でも、諦めないで。サングラスが似合わないと思っている人にも、似合うサングラスはきっとあります。
目次
サングラスをカッコよくオシャレにかけたい!
芸能人や海外のセレブはよくサングラスをかけていますが、サングラスをおしゃれに使いこなすだけで、普段の魅力が何倍にも増しているように見えます。サングラスに憧れる人が多いのもうなずけます。
サングラスはもともと、紫外線に弱い欧米の人々が、強い紫外線から瞳を守るための物でした。日本人でサングラスをかける人は、昔は限られた一部の人たちだけでしたが、最近では、ファッションアイテムとしてサングラスを利用する人も増えてきました。
ある種のイメージを植え付けるための、キャラクターアイコンとして利用している人も多いです。いずれにしても、サングラスが似合う人はかっこいいです。おしゃれにサングラスを使いこなすには、どうしたらいいでしょうか?
サングラスが似合わない顔って?
芸能人やセレブのかっこいいサングラス姿を真似てみたはいいけれど、何だかしっくりこない、というか、サングラスが似合わないと、がっかりしたことがある人も多いかもしれません。
残念ながら、どんなサングラスでも似合うという人は、日本人にはめったにいません。サングラスは、基本的に日本人には似合いにくいアイテムです。というか、日本人の顔の特徴が、サングラス向きではないのです。
サングラスは、彫の深い欧米人の顔かたちに合わせて造られていることがほとんどです。もともとが、紫外線から目を守るための、欧米人向きのアイテムなので、致し方ありません。
特別に美しい芸能人やモデルでもない限り、基本的にサングラスは日本人の顔かたちにはなじみにくいということを念頭に置いておきましょう。
サングラスが似合わない人の特徴【顔編】
日本人の全員が、サングラスが似合わないわけではありません。芸能人や有名人でなくても、スマートにかっこよくサングラスを使いこなしている人はたくさんいます。
サングラスが似合わないのは、似合わないサングラスをかけてしまっているからですが、そもそもサングラスが似合いにくい原因となっている、顔の特徴を挙げてみましょう。
鼻が低い
よく言われることですが、欧米人に比べて、日本人の顔は凹凸が少なく、のっぺりと平坦です。とくに鼻が低いと、サングラスをかけてもメリハリがなく、貧相か、コミカルな印象にしかなりません。
サングラスがずり落ちてしまうのも、鼻が低いのが原因です。鼻梁がすっと通っていることも大事ですが、とくに目と目と間の鼻根が低いと、サングラスのすわりが悪く、かっこよく決まりません。
この、鼻が低いという点が、日本人にサングラスが似合いにくい最大の原因になっています。
顔つきが幼い
これもよく言われることですが、日本人は、欧米人に比べて実年齢より若く見られがちです。おしゃれで高級感あふれるかっこいいサングラスを日本人がかけても、子どもが大人の真似をしているようにしか見えず、アンバランスです。
若く見られても、大人に見えるなら問題ないのですが、童顔で、欧米人からは中学生以下にしか見えないような顔つきの人は、サングラスは似合わないと言われることが多いかもしれません。
眉と目の間が離れている
これもまた日本人お顔が平坦なことが原因ですが、日本人の顔は、眉と目に段差がなく、距離も離れています。
鼻が低いせいで、かけたサングラスの位置が下がり気味になるうえに、眉と目の間が離れているので、サングラスから眉が飛び出し、間の抜けた印象になってしまいます。
顔の横幅が広い
手持ちのサングラスが似合わないと思っている人は、サングラスと自分の顔なの幅を比べてみてください。サングラスの幅に対して、顔の幅広すぎませんか?
幅が狭いサングラスをかけると、目の間隔が狭く、寄り目のように見えてしまいます。外側から目の位置がわからない黒いレンズだとなおさらです。
童顔で、顔の横幅が広く、鼻が低い人は、サングラス選びには慎重になる必要があると言えそうです。
サングラスが似合わない人の特徴【コーディネート編】
サングラスが似合わないのは、何も顔つきのせいだけではありません。ファッションやコーディネートで損をしてしまっている人もたくさんいます。
何が間違っているのか、サングラスが似合わない人のファッションやコーディネートの特徴を挙げてみましょう。
キュートなファッションにコーディネート
サングラスはどんなイメージでしょうか。おそらく誰もが、ハードで主張の強い印象を受けるでしょう。だからこそ、サングラスを、コーディネートに加えるだけでインパクトのあるおしゃれができるのですが、その強さが裏目に出る場合もあります。
ふわふわのスカート、パステルカラー、レースやリボンにハードなサングラスを合わせるとなると、かなりの上級テクニックが必要です。ほとんどの人は、キュートなファッションでサングラスをかけても似合いません。
ファッションによってサングラスも似合う、似合わないが別れるのです。極端な例ですが、和服にサングラスを想像してみてください。おしゃれでハイセンスというよりは、独特な雰囲気が漂います。和服にサングラスが似合う人は、ちょっと怖めの特別な人たちだけです。
カラーコーディネートが間違っている
サングラスというと、黒をイメージする人が多いかもしれませんが、サングラスにはいろいろなカラーバリエーションがあります。
シックな色合いのファッションなら、黒やグレーのサングラスが似合いますが、ブラウン系のファッションなら、サングラスもやっぱりブラウン系が似合います。
サングラスもファッションの一部です。トータルバランスを考えながら、サングラスの色も選びましょう。
肌や髪の色に合っていない
ファッションもそうですが、肌や髪の色、メイクによってもサングラスが似合う、似合わないは変わってきます。抜けるように白い肌に真っ赤な口紅、そこにミラーレンズのサングラスはちょっと怖いと思いませんか?
健康的な小麦色の肌なら、オレンジ系やブルー系のサングラスも素敵です。人によっては色付きのサングラスより、色がほとんど目立たないサングラスのほうが、似合う場合もあります。
サングラスは黒、という固定概念が、サングラスを似合わなくさせているのかもしれません。
自分に似合うサングラスの選び方
鼻が低い日本人には、サングラスは似合わないといっても、悲観する必要はありません。サングラスが似合わないのは、似合わないサングラスを選んでしまっていることが原因であることが多いのです。
自分にはサングラスは似合わないと決めつける前に、自分に似合うサングラスの特徴をよく知って、あらためて似合うサングラスを選んでみましょう。
上のカーブは眉の形に合わせる
サングラス選びはまずフレームの形からです。眼鏡を選ぶ時も同じですが、フレームの上の部分のカーブを眉の形に合わせると、サングラス全体が、違和感なく顔になじみます。
眉がなだらかなカーブを描いている人なら、フレームの上部が緩いカーブのものを、鋭角に吊り上がった眉の人は、フィックスフレームをという具合です。下がり気味の眉の人は、ティアドロップがいいかもしれません。
輪郭と違った形のフレームを選ぶ
次はフレーム全体のシルエットですが、丸顔の人が丸い形のサングラスをかけると、輪郭が強調されて余計に子どもっぽく見えてしまいます。四角い顔の人がスクエアタイプのサングラスをかけると、えらが強調されてごつい印象に。
サングラスのフレームは、顔の輪郭を引き締めるためと、欠点をカバーするために、輪郭とは逆のシルエットの物を選びましょう。卵型の輪郭の人は、比較的どんなサングラスでも似合いやすいと言われています。
フェイスラインがシャープな逆三角形の輪郭の人は、ボストンのような丸みのあるフレームが、柔らかさを添えてくれます。
フレームと顔の幅を合わせる
最後はフレームのサイズです。フレームが小さすぎて顔の幅より狭いと、顔が大きく見えてしまい、これは何が何でも避けたいところです。逆に顔からはみ出すほど幅が広いと、鼻が低い日本人では、サングラスを支えきれません。
サングラスのフレームの幅は、顔の横幅と同じくらいが理想です。
鼻が低い人でもサングラスが似合うようにする方法
日本人でも、欧米人のように鼻梁が高く、彫の深いはっきりとした顔立ちの人もいます。そんな人は、何もしなくても、間違ったサングラスさえ選ばなければ、かっこよくサングラスをかけることができます。
何とも羨ましい限りですが、鼻が低い人も、諦めることはありません。鼻が低いなら、低いなりに工夫をすれば似合うサングラスはきっと見つかります。
鼻が低い人でもサングラスが似合う方法をご紹介します。
鼻あての高さがあるものを選ぶ
メガネやサングラスをかけたとき、鼻にあたる部分を鼻あてとか、パットと言いますが、このパットに厚みというか、高さがあるものを選べば、鼻が低いという欠点はカバーできます。
パットの高さを調整できるサングラスもありますから、鼻が低いという悩みを抱えている人は、探してみるといいです。
大きめのフレームを選ぶ
鼻が低いとのっぺりとした印象で、サングラスが似合いにくいのですが、鼻が低いことでおこるもう一つの弊害は、サングラスがずり落ちて眉がむき出しになってしまうことです。
ただでさえ日本人は眉と目が離れているため、サングラスから眉が見えがちで、ちょっとかっこ悪いので、いくぶんフレームが大きめのサングラスを選び、眉がもろ見えにならないようにしましょう。
国産のサングラスを選ぶ
レイバン( Ray-Ban)、オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)、オリバーゴールドスミス(Oliver Goldsmith)、ディータ(DITA)、カザール(CAZAL)などなど。
サングラスの代名詞ともいえる老舗ブランドや、セレブ御用達のブランドサングラスは憧れですが、そこはやはり欧米人に合わせて作られたサングラスなので、扁平顔の日本人には少々ハードルが高いです。
日本人にも似合うサングラスを探すなら、最初は国産ブランドがおすすめです。中でもエーディーエスアール(A.D.S.R)は、アジアンフィットという独自の技法で、凹凸の少ない日本人の顔になじむサングラス作りをしています。
サングラスに似合うメンズファッション
スーツにサングラスではシークレットサービスみたいだし、あまりがちがちに決めると気障っぽい。さりげなくおしゃれ上級者に見せるなら、何でもないただのTシャツやカジュアルなパンツ、ニットやラフなジャケットにサングラスを合わせるのがおすすめです。
レディースでも、やり過ぎないのが、サングラスをかっこよく使いこなすコツです。アクセサリーも控えめがおすすめ。ゴージャスすぎるとクラブのママか、リッチなマダムみたいになってしまいます。
サングラスをかける際の注意点
おしゃれでかっこいいサングラスですが、かけ方を間違えると目に深刻なダメージを与える場合があります。目の健康のためにも、サングラスは正しい選び方、使い方をしましょう。
色の濃いサングラスをかけるときはUVカット機能付きを
目が長時間にわたって強い紫外線を浴び続けると、白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症を引き起こす可能性があり、角膜炎のリスクも高くなります。
サングラスにはどれでも紫外線カット機能がついているわけではありません。目は暗いところでは瞳孔が開くので、色の濃いサングラスをかけると、より多くの紫外線を浴びることになり、目に異常をきたすリスクが高まってしまいます。
ファッションのために色の濃いサングラスをかける場合は、長時間紫外線を浴びないようにするか、紫外線カット機能がついたサングラスをかけるようにしましょう。
色と紫外線カットの効果は関係ない
サングラスのレンズの色が濃いほど、紫外線カット効果が高いと勘違いしている人もいるかもしれませんが、色の濃さと紫外線カット効果は関係ありません。
濃い色が付いていても紫外線カット機能がついていないサングラスもあれば、透明でも紫外線カット機能が付いているサングラスもあります。タグよよく見て確認することが大切です。
「紫外線カット率」が記載されている場合がありますが、その場合は数値が大きいほど紫外線カットの効果が大きいということです。長時間サングラスをかけるような場合は、やはり紫外線カット機能がついているサングラスを選ぶようにしましょう。
サングラスでおしゃれを楽しもう
サングラス、と一言でいっても、色や形は本当にいろいろあります。サングラスなんて似合わないと諦めていた人も、似合うサングラスを求めてどんどんチャレンジしてください。きっと似合うサングラスが見つかります。
逆にいえば、どんなに恵まれた美貌の持ち主でも、似合わないサングラスがあるのです。手持ちのサングラスや、テレビや雑誌で見たサングラスが似合わなかったからといってがっかりしないでください。
自分の特徴をよく知ることが、かっこいいおしゃれセンスを身につける第一歩です。サングラス選びもその例に漏れません。自分の顔かたち、ファッションの好み、肌や髪の色をよく観察して、素敵なサングラスを見つけてください。