2019年03月10日公開
2019年03月10日更新
ラフな格好の意味とは?ラフな服装を紹介【レディースファッッション】
面接や法事などで「ラフな格好で」と言われることもあります。そんな時、どんな服装で行けばよいのか、迷う人もいるでしょう。今回は、ラフな格好とは、どんな服装なのか?季節毎のレディースファッションと、面接や法事などの、シーン別のファッションを紹介していきます。
目次
おしゃれに見えるラフな格好をしよう!
困った!「ラフな格好でお越しください」って書いてる!「ラフな格好」っていったいどんな服装なの?大切な面接やイベントなどで、「ラフな格好」と言われると、「何着て行けば良いの?」と迷う人もいると思います。
ラフな格好とは、締め付けが少なく、自分が心地いいと感じる気取らないファッションを指していますが、選ぶアイテムや着こなしによって、女性らしくおしゃれに見せることだってできるんです。
今回は、季節・シーン別におすすめしたい服装を紹介していきます。ラフで、機能性やTPOを重視しながら、なおかつおしゃれなコーデを見ていきますので、ファッションに迷った時、ぜひ参考にしてみてください。
ラフな格好の意味とは?
レデーィスコーデを見て行く前に、「ラフな格好」とは、どうゆう意味なのかおさらいしておきましょう。「ラフ」とは、「大まか」「粗っぽい」という意味がありますが、ファッションで使う場合は、堅苦しくなく、楽な格好と言う意味になります。
「ラフな格好」というと、カジュアルな服装を想像する人も多いと思いますが、必ずしもそうとは限りません。自分が心地良いと感じる服装ですので、その人にとってはラフな格好であっても、他の人から見たらラフには見えない場合もあります。
また、就活や法事などで「ラフな格好」と指定があった場合は、あまりカジュアルすぎる物をチョイスするのはNGです。あくまでTPOを考えた上で、自分が楽と感じるファッションを選ぶことが大事です。
季節別のラフな格好・レディースファッション《春編》
「ラフな格好」とは、TPOをわきまえた、堅苦しくない、楽なファッションです。ラフな格好と言うと、どうしてもカジュアルでオーバーサイズの物を選びがちですが、女性らしいラインを意識して、おしゃれなコーデを考えてみましょう。
ここからは、季節別におすすめのレディースファッションを紹介していきます。まずは、徐々に薄着になっていく春からです。厚いコートを脱ぎ捨てて、春らしい色を取り入れてみませんか?
春らしい色を入れるだけで、一気に華やいだ印象を与えるファッションになります。では、実際に見ていきましょう。
1.ラベンダーカラーのパーカー×チュールスカート
1つめのラフな格好は、ラベンダーカラーのパーカー×チュールスカートと言う、カジュアルに女性の可愛らしさをプラスした春コーデです。
ラベンダーカラーのパーカーは、色合いが淡いので、春らしい印象を与えてくれ、チュールスカートをプラスすることでカジュアル感が中和され、女性らしいキュートなファッションに仕上がっています。
また、足首・手首が出てるのもポイント高いです。黒のキャップと黒のスニーカーで、淡い色を引き締めて、全体的に統一感が出ている、素敵なラフコーデです。
2.ベージュのフリルブラウス×黒デニム
春は、透け感のあるアイテムを取り入れて、女性らしい肌をチラ見せさせるのが素敵です。トップスにベージュのフリルブラウスを持ってくることで、女性らしい華奢なラインが見え隠れし、大人っぽい雰囲気を感じさせるレディースファッションになっています。
ボトムスには、黒のデニムを合わせて、トップスの甘さを中和させ、全体的に縦のラインを意識した、大人のラフな格好が仕上がっています。
ベージュは女性の肌色のマッチしやすく、透明感のある艶肌に見せてくれる効果があります。顔色が悪い時には、レフ版のように作用してくれますので、朝起きて肌色悪いな。と感じた時は、白やベージュをトップスに持ってくると良いです。
季節別のラフな格好・レディースファッション《夏編》
夏と言えば、太陽の日差しを存分に浴びて、元気に行動したくなる季節。春よりも軽装になり、露出も高くなってきます。
ムダ毛の処理はしましたか?体型キープは怠っていませんか?女性らしいラインをしっかり見せて、素敵な夏ファッションを楽しみましょう。では、おすすめのラフな格好を見ていきましょう。
1.オレンジのドレープ袖カットソ×黒のパンツ
まず1つ目のレディースファッションは、若干暗めのオレンジのドレープ袖カットソに、黒のパンツを合わせたラフな格好です。上下ともテロっとした生地なので、肌触りも良く、汗をかいても安心のコーデになっています。
また足元はパンプスで、しっかり足首が見えてるのもポイントです。ラフで若干オーバーサイズなのに、トップスをインして、パンプスを合わせるだけで、女性らしい上品さを感じさせる、カジュアルコーデになっています。
また、ハットで夏らしさを演出しており、夏の日差し対策もばっちり。縦のラインを感じさせるアクセサリーがファッションを底上げしてくれ、とてもバランスのよい、真似したい服装です。
2.白T×柄スカート×白キャップ
夏とは、気持ちも開放的になりがちな季節。清潔感のある白を基調すると、こんなに健康的なコーディネートになるんです。
白のTシャツに、風で揺れる柄スカート。シンプルなファッションですが、トップスをインし、白のキャップを合わせることで、顔周りが明るく見え、明るさを感じさせるファッションです。
足元は黒のスニーカーで崩してるところもgood。メンズアイテムを上手く取り入れて、女性らしさを演出した、上級者のラフコーデかと思います。足を露出したくない人には、風を感じられる薄い生地の柄スカートやパンツがおすすめです。
季節別のラフな格好・レディースファッション《秋編》
秋とは、どんな季節でしょうか?夏の薄着から少し洋服が重くなり、くすんだような、物悲しさを感じさせる色合いが好まれる季節です。秋は、キャメルやブラウンなどの色がよく合います。ぜひ、季節感を意識しながら、秋のラフな格好を考えてみてください。
1.トレンチコート×くすんだグリーンのワンピース
秋口の少し肌寒い季節には、トレンチコートを着たくなる女性も多いと思います。トレンチコートは、女性らしいラインを強調することができ、意外と着やせしやすいアイテムなんです。
この方は、インナーにくすんだグリーンのワンピースを合わせていますが、注目して欲しいのが、太いベルトでポイントを置いてる点です。こうすることで、ウエストラインが強調され、非常にメリハリのある服装に仕上がっています。
また、足元にはパンプスを取り入れ、さらに女性らしさをプラス。ラフなアイテムを使いながらも、トレンチコート×パンプスで、上品さが加わり、非常に大人っぽい服装になっています。
2.カーキーのロングニット×デニム
今回は右の女性の服装に注目して、紹介していきます。全体に色のバランスが非常に良く、統一感のあるラフな格好に仕上がっています。まず、ポイントになるのが、カーキーのロングニットです。
秋とは、くすんだ色を取り入れたくなる季節。カーキーは、秋コーデにもぴったりな色と言えます。インナーは黒のシャツをインして、デニムを合わせています。
シンプルではありますが、ニット帽などでバランスが取れており、カーキーのロングニットが良い仕事してくれてます。どこかメンズライクなファッションですが、絶妙な丈と色バランスが、女性らしさも引き出していると思います。
季節別のラフな格好・レディースファッション《冬編》
冬とは、秋から比べると、厚着になる季節で、寒さ対策が重要になる季節です。とはいえ、女性らしさを出すことを忘れてはいけません。厚着になっても、工夫次第できちんとラインを出すことはできますし、丈のバランスなどで、着やせを狙う事もできます。
また、冬は色合い的に地味になりがちなので、明るい色を小物などに取り入れると、ポイントとなってコーデも引き締まります。では、おすすめのラフな格好、冬バージョンを見ていきましょう。
1.ベージュのカーディガン×タイトスカート
おすすめのレディースファッション、1つ目はベージュのカーディガンとタイトスカートのコーディネートです。冬といっても、冬の始まりにぴったりなファッションになります。
ベージュのカーディガンは温かさを感じながら、淡い色合いなので全体的に明るいイメージを与えてくれます。また明るい色を1点プラスするのではなく、全体に明るいトーンなので、小物を黒で揃えてるのがとてもおしゃれです。
黒が淡い色を引き締めてくれ、可愛らしさの中にスパイスも感じさせる素敵な服装です。
2.シンプルなコート×赤のバック
冬とは、コートの季節。この女性のように、比較的地味な色のコートを着る人も多いと思います。もちろんこのままでも素敵ですが、どこか暗いトーンになってしまうので、この方のように、赤をプラスしてみてはいかがですか?
赤は意外と使える色なんです。このように差し色に使えば、全体のイメージを一掃してくれ、こんなに明るさがプラスされるんです。
冬は、どうしても暗いトーンで厚着になる季節ですので、この女性のように1つ明るい色をプラスしてみましょう。バックや帽子、靴でも構いません。赤は地味トーンに映えますので、おすすめのカラーです。
目的別のラフな女性の服装《面接編》
季節毎におすすめのレディースファッションを紹介してきましたが、いかがでしたか?ラフな格好の中にも女性らしいアイテムを取り入れたり、着こなしによっては、随分イメージも変わることがわかりました。
ここからは、目的別のラフな格好を見ていきましょう。面接に「ラフな格好で」と指定があることもあります。しかし、デニムなどのカジュアルすぎる格好はNGです。あくまで面接に合うラフな格好になりますので、気を付ける必要があります。
1.白いシャツ×黒のパンツ
面接でラフな格好を指定されたなら、セットアップタイプのスーツで行く必要はありませんが、シンプルかつ上品さを感じさせる、カットソや白シャツ×パンツorタイトスカートで出かけるのが無難です。
面接では、おしゃれに気を使う必要はありません。極力シンプルにまとめ、清潔感を意識するようにしましょう。
この女性は、白いシャツと黒のパンツを合わせており、シンプルながらもしっかりラインを意識したレディースファッションに仕上がっています。全体的にコンパクトにまとまっており、シルバーのパンプスがおしゃれ感をプラスしてくれています。
2.紺のジャケット×カットソ×ゴールドが入ったタイトスカート
若干面接には派手すぎるかな?と思う人もいるかもしれませんが、紺のブレザーをプラスすることで随分落ち着いた印象を与えてくれます。膝下のタイトスカートに、同系色のカットソは、大人の上品さを感じさせ、肌色をきれいに見せてくれます。
全体に同系色で合わせており、肌がとても白く見えるレディースファッションです。また、紺のブレザーをプラスすることで、淡い色を引き締めてくれ、辛さもプラスされます。
上級者コーデにはなりますが、女性の美しさを最大限に引き出したコーデで、ラフな格好でいける面接にもぴったりです。
目的別のラフな女性の服装《法事編》
法事とは、基本的にどんな服装が正しいのでしょうか?女性であれば、黒のスーツ、喪服が通常とされています。しかし、身内だけの法事であれば、「ラフな格好で」と言われることもあるでしょう。
そんな時、迷ってしまう人もいると思います。もちろん、いくらラフな格好と言われても、カジュアルすぎる服装は避けておいた方が無難です。
また、明るい色を取り入れたファッションもNGですので、極力黒やダークな色に抑え、黒のワンピースやアンサンブルを利用しましょう。
1.黒のワンピース×サンダル
1つ目の法事コーデは、黒のワンピース×サンダルです。ラフな格好ですが、ダークトーンでまとめているので、法事でも着ていけると思います。羽織物やパールのネックレスを足せば、さらに法事感が出るでしょう。
夏に法事に行く際は、基本的に五分袖、七分袖が良いとされていますので、この女性のように短めの半袖で出かける場合は、ボレロなどが1枚あると良いです。
2.黒のセットアップ×パールのネックレス
黒のパンツと、裾にレースがあしらわれたトップスを合わせたコーディネートになります。長いパールネックレスを合わすことで、しっかりIラインが強調され、女性らしさを感じさせる服装になっています。
足元はグレーのパンプスを合わせており、暗い色の中にほんのり明るさも感じさせ、法事にもぴったりなファッションになっています。シンプルながらも、個性とスタイルを重視した着こなしがとてもおしゃれです。
目的別のラフな女性の服装《卒業式編》
卒業式と言えば、子供が主役になりますので、お母さんは極力地味で上品な服装を選ぶ必要があります。あまり華やか過ぎない、黒や白、グレーなどの抑え気味の色をチョイスすると良いでしょう。
最近は、卒業式に参列されるお母さん方の中にも、ラフな格好をしてる人が多くなってきました。その場合も、あくまで主役は子供であることを忘れてはなりません。
極力地味に抑え、ミニスカートもNGです。では、おすすめのラフコーデ、卒業式編を見ていきましょう。
1.黒のジャケット×フリルブラウス×Aラインのスカート
卒業式は、やはり抑えめのトーンでまとめるのがベストです。しかし、インナーに白を持ってくるのは問題ないようです。フリルのついたブラウスを着れば、ジャケットの重さを中和してくれ、全体的に少華やかさがプラスされるので、おすすめです。
とは言え、派手になってはいけません。これくらいのおしゃれであれば、卒業式コーデにもぴったりです。若干Aラインになったスカートは、女性らしいラインを強調してくれ、まとめ髪も上手く作用してくれ、まとまりの良いコーディネートに仕上がっています。
2.黒のワンピース×サーモンピンクのジャケット
卒業式と言えば、春です。春らしさを取り入れたサーモンピンクのジャケットはいかがですか?あまり明るすぎる色はNGとされていますが、サーモンピンクだったら、抑え気味の色なので、卒業式でも着ることができます。
膝下のフレアータイプのスカートは、女性らしさを感じさせ、ピンクをプラスすることで、顔周りがとても明るく見えます。また、ショート丈のジャケットを合わすことで、ウエストラインが強調され、スタイル良く見せてくれます。
パールのネックレスは短いタイプを選ぶことで、首周りにボリュームが出て、ネックラインを細く見せてくれる効果があります。抑え気味のコーディネートではありますが、全体にバランスが良く、大人の女性の色気を感じさせる素敵なコーディネートです。
TPOを考えたラフな格好を楽しんで!
おすすめのラフな格好を季節・シーン別に見てきましたが、気になる服装はありましたか?ラフな格好とは言え、TPOを意識することは必要です。特に、法事や面接などで、何も考えずラフな格好で行くのはNGです。
「ラフな格好で」と指定があった場合は、常識の範囲で、周りの目線を気にしながらコーディネートを考えてみてください。そうすれば、その場の雰囲気にあった服装を選ぶことができるでしょう。
また、ファッションとしてラフな格好を楽しむ場合は、カジュアルティストの中に、女性らしいアイテムを取り入れ、手首・足首・首を出して、メリハリのあるコーデを組み、ファッションを楽しみましょう。