豆乳は太るのか?飲み過ぎた時の効果や副作用などを解説!

今回は豆乳について紹介します。あなたは豆乳にどんなイメージがあるでしょうか。ダイエットにいいというイメージはないでしょうか。しかし豆乳を飲むと太ると言われることがあるようです。豆乳太るとは本当のことなのでしょうか。豆乳太ると言われる理由も解説します。

豆乳は太るのか?飲み過ぎた時の効果や副作用などを解説!のイメージ

目次

  1. 1豆乳を飲み過ぎると太る?
  2. 2そもそも豆乳とは?
  3. 3豆乳は賞味期限が長い?
  4. 4豆乳の効果
  5. 5豆乳は飲み過ぎると太る?その理由
  6. 6豆乳の太らない正しい飲み方
  7. 7その他豆乳の飲み過ぎによる副作用
  8. 8飲み方を守れば豆乳はヘルシー

豆乳を飲み過ぎると太る?

飲みやすい豆乳が牛乳よりも好きという人も多いでしょう。豆乳はダイエットにも効果があるという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

しかし本当に豆乳で痩せることができるのでしょうか。豆乳は太るという話もあるようです。今回は豆乳は太るのかどうか、栄養素や飲み方を確認しながら本当のところをチェックしていきます。

そもそも豆乳とは?

そもそも豆乳とはどういうものなのでしょうか。豆乳とは大豆から作られている飲み物です。作り方は若干商品によって異なるものの、基本的には大豆を見ずに浸したあとすり潰して、煮詰めた汁をこしたものということになります。

豆乳の栄養成分

それでは豆乳にはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか。豆乳には太るような成分があるのでしょうか。

豆乳と言えば、大豆タンパク質が入っていることが有名です。大豆に含まれている植物性たんぱく質は、豆乳にしてもほとんど残っています。豆乳にすることで、さらに吸収率が高く吸収速度が遅いので、満腹感を持続させることができるという特徴があります。

またイソフラボンが入っているというのも豆乳が女性に人気の理由です。イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似ているので、女性ホルモンが低下している時に飲むことでいいと言われています。

大豆たんぱく質やイソフラボン以外にも、卵の黄身に含まれているレシチンや、サポニン、オリゴ糖やその他のビタミンなどの栄養も含まれています。

豆乳とはたくさんの栄養素を、飲むだけで体に取り入れることができる、とても健康にいい飲み物であることがわかります。

豆乳の種類

豆乳とは大豆からできている飲み物のことですが、豆乳には3つの種類があります。豆乳を健康のために飲みたいという人におすすめなのは「無調整豆乳」と言われるものです。シンプルな作り方をしている豆乳のことです。

その他に「調整豆乳」と「豆乳飲料」と呼ばれるものがあります。調整豆乳というのは、無調整豆乳を飲みやすくするために、砂糖や塩などを加えたものです。

豆乳飲料とは、調整豆乳にコーヒーや果汁を加えたもので、ジュースに近い感覚で飲むことができる豆乳になっています。

豆乳は賞味期限が長い?

豆乳を購入したことがある人は「賞味期限が長い」と感じたことがある人がいるでしょう。牛乳は数日で賞味期限がきてしまうのに、豆乳は未開封でだいたい3か月くらいになっています。

そんなにも長く保存ができるのは、保存料が入っているからではないかと思う人がいるかもしれません。豆乳の中には保存料が入っているものもありますが、牛乳よりも賞味期限が長いのは、豆乳が植物からできているものだからです。

豆乳は大豆を洗浄した後に煮て、豆乳液を絞って、それを殺菌して容器に詰めていきます。外気から遮断されるので、未開封の状態であれば長い期間の保存が可能になっています。

豆乳の効果

豆乳とはどんなものかわかったところで、豆乳にはどんな効果があるのかをみていきましょう。体にいい飲み物だという印象がありますが、実際には豆乳にはどんな良い効果を期待することができるのでしょうか。

生理痛の緩和

豆乳の女性に嬉しい効果には、生理痛の緩和という効果があります。生理痛の原因になるのが、女性ホルモンのエストロゲンが減ってしまうことです。年齢とともに減ってしまうエストロゲンを助ける働きとして、豆乳に含まれるイソフラボンが活躍してくれます。

エストロゲンが減少してしまうと、生理痛がひどくなるだけではなく、イライラしてしまったり、不眠で悩まされたりすることもあります。精神的に不安定になることも予防してくれるというのが、豆乳の効果と言えます。

もちろんイソフラボンは、女性ホルモンに似ているというだけで女性ホルモンになることはありません。それでも女性には嬉しい効果を出してくれると期待できる飲み物です。

美肌効果

美肌効果が期待できると言われているのも豆乳です。お肌の乾燥で悩んでいるという人は、スキンケアをしっかりとしていると思います。外からのケアも大切ですが、内側からのケアもしたいのであれば豆乳がおすすめです。

豆乳にはビタミンやレシチン、サポニンまで含まれています。これらの栄養素は、お肌の健康を保つと言われているのです。美容ビタミンがたっぷりと含まれていることで、乾燥を予防してくれるという働きが期待できます。

さらにサポニンには、抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、お肌の老化を予防してくれる成分のことです。サポニンを摂取することで、細胞を活性化させるという効果も期待できそうです。

貧血の予防

豆乳には少しではありますが鉄分も含まれています。栄養素としては、レバーや卵ほど鉄分が含まれているわけではありませんが、貧血の予防にもいいと言われています。

豆乳にダイエット効果があることは有名ですが、貧血の予防にも効果が期待できるというのはあまり知られていないことかもしれません。

豆乳には鉄分の他に、たんぱく質や葉酸、マンガンや亜鉛といった貧血予防につながる栄養素も含まれているのです。豆乳に含まれるのは植物性の鉄分となるため、動物性の鉄分が含まれるレバーよりは栄養素としては弱いということだけは覚えておきましょう。

便秘を解消

便秘を解消してくれる効果も期待できるというのが豆乳です。便秘が解消できるというのも、女性にとっては嬉しい効果となるかもしれません。

豆乳にはお肌にも嬉しいオリゴ糖がたくさん含まれています。このオリゴ糖は、腸内の善玉菌を活性化させます。ヨーグルトのCMなどでも聞いたことがあるのではないでしょうか。

豆乳にもオリゴ糖が含まれていますが、ヨーグルトと一緒に摂取することで、さらに腸内の健康をサポートしてくれる飲み物になります。

豆乳は飲み過ぎると太る?その理由

体にとっていいことがたくさんある豆乳ですが、豆乳は飲みすぎると太ると言われています。豆乳は健康にいい飲み物なのに、飲みすぎると太るのはどんな理由からなのでしょうか。

他の飲み物よりカロリーが高い

ダイエットにもいいと言われている豆乳が、飲みすぎると太ると言われる理由は、他の飲み物よりもカロリーが高いというところです。そもそもは大豆でできている飲み物です。カロリーがゼロというわけではありません。

コーヒーが100gで4.1kcalなのに対して、豆乳100gで45.9kcalとほぼ10倍です。牛乳よりはカロリーが低いものの、他の飲み物に比べるとカロリーは高めであるということを忘れてはいけません。

「調整豆乳」の落とし穴

豆乳を飲みすぎると太ると言われるのは、調整豆乳という種類があるからです。先ほども紹介したように、調整豆乳とは無調整豆乳を飲みやすくしたものです。飲みやすいので、好んで調整豆乳を飲んでいるという人もいるでしょう。

しかしこの調整豆乳には、飲みやすくするために砂糖が入っているものがあります。無調整豆乳でもカロリーは他の飲み物よりも高めです。砂糖が入っている調整豆乳はさらに高いと考えたほうがいいでしょう。

豆乳の種類によって、太るかもしれない豆乳があるということになるようです。豆乳を購入する時にはしっかりとチェックしましょう。

女性ホルモンのバランスが崩れる

豆乳を飲みすぎると太ると言われているのは、女性ホルモンのバランスが崩れることも原因です。

イソフラボンが入っているから、女性ホルモンを助けてくれるのではないかと思うでしょう。適量を飲んでいるうちは、イソフラボンは女性ホルモンを助けてくれる存在です。

しかしたくさん摂取しすぎてしまうことで、バランスが崩れていってしまうのです。たくさん豆乳を飲みすぎることで、女性ホルモンが乱れて、下半身太りの原因となってしまうこともあります。

代謝に必要なビタミン・ミネラルが不足

栄養がたっぷりと入っている豆乳ですが、全ての栄養素が豆乳でとれるわけではありません。特にミネラルが不足しているという問題があります。

適量飲む分にはいい豆乳ですが、たくさん摂取することで、豆乳だけで満腹になってしまうことがあるのです。

代謝に必要なミネラルやビタミンが不足してしまうことで代謝のスピードが遅くなっていきます。代謝のスピードが落ちることで、脂肪が付きやすい体になってしまうということがあります。

体を冷やす作用で代謝が落ちる

豆乳は体を冷やす働きがあります。キンキンに冷えた豆乳ではなくても、夏野菜と同じように体を冷やす働きを持っているのが豆乳です。ホットにして飲めば体が冷えないというものでもありません。

ホットコーヒーは温かい飲み物ですが、ホットコーヒーも豆乳と同じように体を冷やす効果がある飲み物です。

体を冷やすという作業があるので、豆乳を飲むことで体温が下がります。体温が下がれば当然、代謝も落ちてしまいます。代謝が落ちることで、太りやすい体になってしまいます。

豆乳の太らない正しい飲み方

豆乳を飲みすぎることで太る原因になってしまうこともあります。それでは豆乳の太らない飲み方とはどういう飲み方になるのでしょうか。太ることがない正しい飲み方をまとめていきましょう。

豆乳(無調整)の一日の摂取量

豆乳で太ることがないようにするためには、できるだけ無調整豆乳を選ぶようにしましょう。また1日の摂取量としては、200mlが適量だと言われています。

小さいパックで販売されているもの1つ分程度です。朝にコップ1杯程度の豆乳を飲むというのが、正しい豆乳の飲み方ということになります。

飲むタイミング

それでは豆乳を飲むタイミングはいつがいいのでしょうか。ダイエットを目的として豆乳を飲んでいるのであれば、食事の30分前や空腹感を覚えた時に飲むというのがおすすめです。

豆乳には満腹感を与えるという効果が期待できます。食前に飲むことで、血糖値の上昇を抑えてくれるという効果も期待できそうです。

豆乳は消化するのも楽なので、腸に負担をかけることがないというメリットもあります。ダイエットをしているという場合は、食事前か空腹時を選んで豆乳を飲むようにしましょう。

寝る前や起きた時に豆乳を飲むというのもおすすめです。眠る前に豆乳を飲むことで、女性ホルモンを効率よく助けてくれるという効果が期待できます。ただし体を冷やしてしまう効果があるので、冷え性の人にはあまりおすすめできません。

起きた時に豆乳を飲むというのは、豆乳を朝摂取することで、エネルギーを吸収しやすくなるという効果が期待できます。さらに便秘の改善にもつながるようです。

その他豆乳の飲み過ぎによる副作用

豆乳を飲みすぎると太る原因となってしまいますが、それ以外にも豆乳を飲みすぎることで副作用のような症状がでることがあります。豆乳を飲みすぎることで心配なこととはどんなことなのでしょうか。

ニキビ

豆乳を飲みすぎることで考えられる症状には、ニキビがあります。お肌を綺麗にしてくれるはずの豆乳ですが、飲みすぎることで栄養素を多く摂取しすぎてしまいニキビになってしまうようです。

お肌の水分量を上手に保てなくなってしまうことが、ニキビの原因になるようです。もともとオイリーな肌質であるという人は、十分に注意をして豆乳を飲むようにしましょう。

ちょっと怖い話ですが、豆乳を飲みすぎてしまうと癌になってしまう可能性もあるようです。特に女性が注意をしなければいけない症状です。

豆乳を飲みすぎて女性ホルモンと同じようなイソフラボンが多くなりすぎることで、乳がんや子宮がんが発生するリスクが高くなると言われています。あくまでも摂取しすぎると可能性があるというだけで、必ず癌になるというものでもありません。

不安材料は少ないに越したことはありません。豆乳の飲み過ぎには十分に注意をしましょう。

アレルギー

大豆にアレルギーがなかった人でも豆乳を飲みすぎてしまうことで、アレルギーの症状が出てしまうということがあります。症状としては、湿疹が出たり咳が出るというものです。

もともと大豆にアレルギーがあるという人は、当然ですが豆乳を飲むことはできません。自分が大豆アレルギーであることに気が付かずに飲んでしまうということもあります。

初めて豆乳を飲むという人は1杯をごくごく飲む前に、アレルギーがないかどうかを少し飲んで確認してから、豆乳を飲むようにするのもいいでしょう。

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飲み方を守れば豆乳はヘルシー

今回は豆乳を飲むと太るのかどうかなどをまとめてみました。豆乳に限らず、健康にいいと言われているものでも摂取しすぎることでよくない結果になることはあります。

豆乳も飲みすぎると太る原因になることはありますが、飲み方を守ればとてもヘルシーな飲み物です。女性にもおすすめの飲み物です。

食前や空腹時におやつがわりに飲むことで、ダイエットの効果も期待できるようです。豆乳にはたくさんの栄養素も含まれています。豆乳の摂取量など飲み方を守って、健康に気を配っていきましょう。

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