2019年02月16日公開
2019年02月16日更新
青に合う色の服は?ブルーと相性のいい組み合わせのファッションコーデを紹介
手持ちの服に青い服が多い場合、青に合う色や相性の良い組み合わせは何だろうと考えるでしょう。青は黒髪に黒い瞳を持つ日本人にはよく似合う色ですが、どうせ着るのであれば青に合う組み合わせをしたいはずです。今回は、青と相性の良い色やコーデをみていきます。

目次
青に合う服装コーデを取り入れよう!
青と聞けば、皆さんはどんなイメージがわくでしょうか。寂しい、爽やか、涼しい、清潔、落ち着く、しっとりなど、それは人によって違うものですが、一般的にいって青色は好まれる色です。
例えばデニムなど、基本色が青色の服は多いです。ではそんな青に合う服装、相性の良いコーデとはどんなものがあるでしょうか。今回は、レディースファッションの「青に合う」をテーマにして色々な角度からみていきます。
「青に合う」具体的なコーデも紹介しますので、気に入ったものがあればどんどん試してみましょう。
青ってどんな色なの?
そもそも青とはどんな色のことを指すのでしょうか。多くの人は水平線を持つ海の色や、晴れ上がった空を指して「青い」と表現します。青とは色の1つであり、概念としては幅広い意味を含みます。
青は収縮色であり、後退色であり、寒冷色でかつ、鎮静色のイメージ効果を持つ色です。空や海など大自然の色に多いこともあり、高感度は高く嫌う人はほとんどいません。
カラーセラピーなどでは「青」を使って、集中力を高めたり食欲をコントロールしたり、興奮を抑えて気持ちを落ち着かせたり、リラックスさせて睡眠を促進したりします。ではファッションにおいて、そんな「青に合う」色はどんなものがあるでしょうか。
青や濃い青の服に似合う色とは?
「青」が高感度の高い色ということが判って貰えたと思います。ではレディースファッションでそんな青に合う服装とはどんなものでしょうか。寒色系だから暖色系にはあわない、などと決め付けるのはやめて、細かくみていきます。
まずは青に合う色、相性の良い色から紹介していきます。
しっかりと確認して、普段のカジュアルコーデからここぞという時の大切な装いまで反映させてみてください。会う相手に高感度を与えるファッションをすれば、1日気分よくいられること間違いなしです。
青系
青×青はおかしい?と悩む方もいると思いますが、一口に「青」といっても幅は広く、スカイブルーや紺、朝顔の青など様々な青色があります。ブルーのグラデーションを見せてくれる母なる海の景色は、美しいの一言でしょう。
ですから同じ青系であっても、相性が悪いわけではありません。むしろ濃淡を駆使してすっきりまとまってみせることが可能です。
青に合うのは、濃淡の違う青です。レディースファッションにおいては、大人っぽいクールな印象を与えることが出来るでしょう。
白
無色で清潔感があり、どんな人でも相性が良いのが白です。白だけはどんな色と組み合わせてもばっちり決まりますので、青に合うことも間違いありません。
例えば白いTシャツにブルージーンズなどは、メンズでもレディースでも夏場の定番ファッションコーデです。白と掛け合わせることで爽やかな印象を与えることが出来ます。
また、青に合う色である白は膨張色でもありますので、寒色系のブルーで引き締めるとファッション全体のバランスが整いやすいでしょう。
黒
黒も白と同じく無色であり、どんなものと合わせても良い使い勝手のよいものです。当然青に合う色でもあり、引き締め役を引き受けてくれます。
白と合わせると青は爽やかさが強調されますが、黒と合わせると青は格好良さ、クールさを強調できます。男性が好むコンビですが、レディースならすっきりと凛々しくみせてくれるでしょう。
また黒色はファッションアイテムとして様々なものが作られている色です。青に合う色ですしアイテムも多いとくれば、黒×青のコーディネートではあまり苦労はしません。
ピンク
青に合う色に、ピンクもあります。これは少しの色の濃淡違いで合う・合わないがはっきり分かれますので、かけ合わせは難しいのですが、例えば紺色と濃い目のピンクは相性がよく、ゴージャスな雰囲気が簡単に出せる最強タッグです。
女性らしさ、艶っぽさを出すなら濃い目のピンクを青とぶつけてみてください。例えば濃紺のセーターに濃いピンクのスカートなどは、女性らしさや色気を出せてよい組み合わせです。青が濃い目であるなら薄いピンクなども映えるでしょう。
合うかどうかは鏡の前で入念なチェックが必要です。可愛い、と思って飛びつく前に、手持ちのアイテムと重ねることが出来るかどうかを考える癖もつけるようにしてください。
青い服と相性の良いレディースコーデ【青系編】
では、実際のレディースコーデで「青に会う青」を見ていきましょう。街中のお洒落な人たちは、なんといってもそのバランスが完璧です。スレンダーでもふくよかであっても、ファッションを諦めることはありません。
良いなと思うコーデがあれば、実際に取り入れてみることで自分のファッションセンスはぐんぐんと成長していきます。
ビッグサイズパーカー×ブルージーンズで爽やかカジュアル
カジュアルに決めるなら必要なアイテムがパーカーですが、最近はまたビッグサイズパーカーをさらっと着るのが流行っています。紺に近いブルーパーカーとブルージーンズでカジュアル&爽やかなレディースファッションです。
高身長女子はオーバーサイズを探すならレディースにこだわらず、メンズでも探してみてください。髪を上でまとめたりシューズにヒールを持ってきたりして、自分好みのファッションを楽しみましょう。
シフォンシャツ×ジーンズでとろみレトロコーデ
春先にはこんなとろみレトロのコーデはいかがでしょうか。トップスは裾部分にリボンが入り、繊細に結ばれて色気を出してくれるブルーのシャツをゆるく着ます。ボトムスは自分の大好きなブルージーンズをはいてカジュアルダウンしましょう。
きちんとシャツは一枚もっていると、カジュアルでもきちんとした場でも大活躍してくれます。首元や鎖骨を綺麗にみせてくれるブルーシャツは万能アイテムです。
青に合う青、がよく判るコーデです。
ブルーシャツ×ブルーチェックスカートで大人可愛いを表現
大人の女性でも「可愛い」を諦める必要はありません。こんな紺のシャツにブルー系チェックの変形スカートを合わせれば、ママも可愛いファッションを楽しめます。全体色がブルーなので派手さが抑えられ、落ち着きや品のよさをアピールできます。
40代でも50代でもママでもファッションは欲張りに楽しみましょう。
青い服と相性の良いレディースコーデ【白系編】
無色であり、何とでも相性が良い色、「青に合う白」のファッションコーデです。気に入ったものがあればどんどん真似をしていってください。
青いニットスカート×ホワイトパーカーですらりとスタイル良く
春先には誰よりも早くニットスカートを手に入れましょう。ブルーのラインが入った爽やかですとんとした印象のスカートは、ピュアなホワイトパーカーと合わせて気軽にお出かけです。
まだ寒い時期から取り入れられるコーデですから、春一番の風にもびくともしません。帽子や足元に指し色を入れても素敵です。
デニムジャケット×白パンツですっきり優しいコーデ
ブルーのデニムジャケットは1枚もっていればかなり使いまわしのきくアイテムとして有名です。勿論膨張しがちな白パンツとの相性も完璧ですので、コーデに困ったら一度はトライしてみましょう。春風や秋風などちょっと涼しいな、という時に大活躍します。
大人の魅力溢れるブルーセーター×白ペンシルスカート
大人の女性のしっとりとした魅力をアピールするなら、白いペンシルスカートはマストアイテムです。大きなざっくりブルーセーターをトップスに合わせたら、足元は黒タイツにブラックピンヒールで合わせてみましょう。
これぞ「青に合う白」、どこに出てもきっと一度は皆が振り返る、素敵なコーデが完成です。
青い服と相性の良いレディースコーデ【黒系編】
白と同じく無色で何でも相性の良い色、「黒」です。「青に合う黒」のファッションコーデを紹介しましょう。黒は引き締め色ですから、体のサイズが気になる部分に使っても良いでしょう。
オーバーサイズドルマンセーター×ブラックレギンスで鮮やかに
オーバーサイズのドルマンセーターは思わずハッと振り返るような鮮やかな青です。だぼっときて線の細さを強調しましょう。ボトムスは勿論黒のレギンスできゅっと引き締めてバランスを取ります。
敢えて赤いリップだけのメイクでも色気や元気さを表現できるファッションコーデです。
ブラックセーター×ジーンズでカジュアルに格好よく
ダメージジーンズには白Tの上にブラックのセーターを着て全体を引き締め、クールさを出しましょう。黒×白×水色で、隙なしの完璧コーデの出来上がりです。
指し色には濃いピンクのバッグ、大きめのアクセサリーが似合います。ちょっとアクティブなデートのときのファッションとしても良いでしょう。
ブルーコート×ブラックロングスカートで大人ファッション
鮮やかなブルーのロングコートの中はブラックスカートで引き締めるコーデをしましょう。これでどんな寒さも吹き飛ばす、「青に合う黒」の大人のコーデの完成です。
ブーツなども黒でまとめるとすっきりしますが、縦に長いラインになりますのでヒールは高めならより凛とした雰囲気が出せます。
青い服と相性の良いレディースコーデ【ピンク系編】
女性らしさを出すならまずこの色である、ピンクです。ピンク×青は多少難しいこともありますが、相性の良い色ですから様々な「青に合うピンク」のコーデが考えられます。手持ちにピンクの服があれば、試してみましょう。
ピンクブラウス×ブルージーンズで女性らしくカジュアルに
カジュアルなコーデに女性らしさをプラスしたい時には、ピンクが一番です。すっきりとしたピンクシャツをラフに着てブルージーンズで引き締めるコーデは、凜とした中にも可愛さが光ります。
さりげなくレディーライクをアピールできる最強のファッションです。
ブルーセーター×ピンクチュールスカートでふんわり優しく
ざっくりとした変り種ブルーセーターに、ピンクのチュールスカートを合わせたこちらのコーデは、女性のふんわりした優しさや可愛らしさを表現してくれます。温かいカフェでのデートに着たいファッションです。
ピンクサーモンのセーター×ブルースカートで甘めスタイル
トップスにはピンクのセーター、ボトムスには濃いブルーのサーキュラススカートを合わせたら、春はもうすぐそこです。これが「青に合うピンク」の代表的コーデといえます。
サーキュラススカートはバランスが難しいかもしれませんが、手持ちの服と合わせて鏡の中で色々と試してみましょう。トップスにピンクを持ってくると、顔色が明るく見える効果がありますので活用してみてください。
【番外編】青い服に合うネイル
お洒落は全身に気を配るものです。青に合うネイルカラーはどんなものがあるでしょうか?よく爽やかに、よりしっとりとした魅力を引き出してくれるようなネイルを紹介します。
ファッションの仕上げに爪を完璧にしてみましょう。
ブルー×シルバーのネイル
「青に合うネイルその1」は、カジュアルな時にもドレッシーな時にも使える2色使いネイルです。コーデに合わせてブルーとそれを輝かせてくれるシルバーを選択しましょう。雪の結晶をイメージしたデザインで、真冬の寒さを爽やかに乗り越えます。
金色ラメネイルで気分も上々に
「青に合うネイルその2」は、キラキラなゴールドの指先です。鮮やかなブルーを身にまとっているときには白や黒の無色ネイルも良いですが、シルバーやゴールドでゴージャスにはじけるのも楽しいでしょう。
青の服に合わない色とは?
では、青に合わない色、服装はどんなものがあるでしょうか。青といっても様々な色があることは既にご存知だと思いますが、その中でも指し色という使い方ではなく、ばーんとあわせると違和感が出てしまう色を紹介します。
赤
青、赤、黄は色の3原色と呼ばれ、この3つの色は他のどの色を混ぜても作ることは出来ません。そのため、3原色を同時に使うと非常に派手になってしまうのです。
青×赤、青×黄、赤×黄の組み合わせは相当なファッション上級者でなければ上手に扱うことは難しいでしょう。基本的には全てか派手で目立つ色なので、見ている人を不安にさせたり不快な気分にしてしまいます。
今日は青のコーデだけど、自分は赤が大好きなので絶対どこかで使いたい、という方はストラップやアクセサリーなど小さなもので指し色にしてみましょう。
茶
茶色も青とは合いません。茶色のセーターとブルージーンズを合わせてみれば、ちょっとした居心地の悪さを味わうことでしょう。
赤や黄のようにはっきりとした色ではありませんが、明るい色ではない茶色は寒色である青を引き立たせることはありません。茶色を青と使いたい場合には、無色である白や黒を多用したファッションコーデにしてください。
青に合う柄も紹介
服にはデザインと共に柄があり、その服の大きな印象を決めてしまいます。ここでは青に合ういくつかの柄について説明していきましょう。
ボーダー柄
水兵さんに代表される、これぞ爽やかさの代名詞のような柄が「ボーダー」です。横縞のことをボーダーと呼びますが、定番のボーダーは白×青、白×紺になります。つまりボーダーは青に合う柄なのです。
スカートだけでなくパンツルックにも、そしてどんなアウターにもあわせやすい、優秀なボーダー柄ですが、これが青色であれば清潔さ、爽やかさの印象を与えることが出来ます。
カジュアルだけどお洒落、を表現したい時には頼りになる柄です。
ストライプ柄
ストライプはボーダーと違って、縦縞柄のことを言います。こちらも青と非常に相性の良い柄で、着ている人間を細めに見せてくれる効果があります。
スカートでもパンツでも似合いますが、おすすめはパンツに合わせるコーデです。青を使うことで涼しげな印象になりますので、夏に活躍する「青に似合う柄」です。
ドット柄
ドットは日本語でいうところの、「水玉模様」です。ドット柄も青にはよく似合う柄です。ドットのデザインが雨のイメージがあるからと言われていますが、どんな青にもよく似合いますのでコーデに取り入れてみましょう。
日本人によく似合う青色を使おう
日本人は黒髪に黒い瞳をしているのが人種的特徴です。そのため、青、特に紺色やトルコブルーなどが瞳や髪には綺麗に映えるといわれています。落ち着きや上品さをアピールできる色ですので、積極的に使っていきましょう。
青に合う色はたくさんありますので、あとは自分の好みで決定してください。赤や黄など原色を使いたい、という時には指し色程度でとどめておくと、よりお洒落に見せてくれますよ。
素敵なコーデはほかにも!


