2019年03月03日公開
2019年03月03日更新
ポケットに手を入れる人の心理!手を突っ込む人って?
気が付いたらいつも彼、彼女はポケットに手を入れている、という人が周囲にいませんか?もしかして自分がそうだ、という方は、ポケットに手を入れる真理について興味があるかもしれません。人はどういう心理状態のときにポケットに手を入れるでしょうか、紹介していきます。
目次
ポケットにすぐ手を突っ込む人って?
あなたの周囲に、気が付けばいつでもポケットに手を突っ込んでいる人はいませんか?女性の服にあるポケットはあくまでもファッション性であり物入れとしての機能を求められることは少なく、ましてや手を入れることは珍しいでしょう。
男性ではポケットに手を入れている人はいるかもしれませんが、それも頻繁となればあまりいません。
ではポケットに手を入れる、という動作に意味はあるのでしょうか。そして、その人たちはその時、一体どんな心理状態なのでしょうか、色々な方面から見ていきましょう。
ポケットに手を入れる人の性格的特徴
よく考えたら、自分も外や人と合っているときによくポケットに手を突っ込んでいる、という方はたくさんいるかもしれません。では、なぜそんな行動に出るのでしょうか。
まずはポケットに手を入れる人の性格的特徴です。どんな性格をもっている人がそのような行動に出るのか、1つずつ見ていきましょう。
コンプレックスが強い
男性でも女性でも、ポケットに手を入れてしまうクセを持っている人は、コンプレックスが強いという性格的特徴があります。
容姿や知能などにコンプレックスを持っているため、自分に自信がなく、それを隠すためにポケットに手を入れて格好をつけたり偉そうな態度をとってしまうのです。馬鹿にされたくない、という気持ちの表れでもあります。
他人を何かと軽視する
他人を軽視しているのも、ポケットに手を入れる人の性格的特徴です。目が合っても挨拶をしなかったり、知ったかぶりをしたり平気で遅刻したりします。お礼を言わない人も多いでしょう。
これは他人を軽視しているために起こることで、自分は何をしても許されると思っているのです。また反省をする習慣や気持ちがなかったりする場合にも、ポケットに手を入れる人は多くなります。
ポケットに手を入れる人の心理【男性編】
ポケットに手を入れる人の性格的特徴をみていきました。次は心理について紹介します。最初は男性編です。
男性の中には親指だけとか片手だけなど、よくポケットに手を突っ込んでいる人がいます。寒いから防寒のために入れる、という時以外、ポケットに手を入れる男性は、一体どんな心理なのでしょうか。
自信のなさが現れている
人間は何か後ろめたいことがある時や自分に自信がない時などに、手の平を隠す傾向があります。そのため、海外では手の平を見せて握手を促しますし、挨拶のときには武器を持っていません、心を開いています、という意味をこめて手を振る文化があるのです。
つまり、その反対の行為、手の平を何かで隠すという行為は心を開いていない、という状態なのです。自分に自信がないから隠れたいけれど、歩きながら隠れることは出来ませんので手をポケットに入れるのです。
一部だけを入れているなら自信家
同じポケットに手を入れるという動作でも、例えば親指は出して4本は入れているとか、親指だけをポケットに入れている、という格好をする男性は、むしろ自分に大きな自信がある人です。
スポーツ選手や芸能人が写真撮影をされるとき、ポケットに指を入れてポーズをとることがありますが、全部の指をポケットに入れないことで肘や胸を張った格好になり、自分を大きく見せることが出来るのです。
一部の指をポケットに入れる格好は、その男性を大きくみせ、余裕があるように見えます。それを利用して、自分を周囲に誇示しているのでしょう。
隠し事をしている
自信を持てない、ということに関連しますが、隠し事をしている男性も手をポケットに入れる傾向があります。つまり、自分の手の内を見せないようにしたいのです。
話をする前からポケットに手を入れている男性は、やましいことを隠している可能性が高く、話の途中でポケットに手を入れたなら、その話題には触れられたくないのかもしれません。ポケットに手を入れる人は、そうすることで自分を守っているのです。
警戒心から手を隠している
人間も動物ですから、何かに警戒心を持っているときは無意識のうちに体を丸めて小さくなります。ポケットに手を入れる行為は自分の体を小さくしようとしているのと同じなので、何かに怯えている可能性もあります。
人との接触を避けたり周囲を警戒している男性は、知らず知らずのうちにポケットに手を入れてしまうのです。
ミステリアスな自分を演出している
同じポケットに手を入れる行為でも、一部だけなら自信家の男性がする、と書きましたが、片手だけである場合、それは「格好をつけている」という場合が多いです。
片手はオープンにしているけれど、片手はポケットに入れて手の平を見せないことで、全てをオープンにするわけではないミステリアスな自分を演出しているのです。その状態を格好良いと思っている男性はよくポケットに片手を入れています。
ただのクセという場合もありますが、多くのポケットに手を入れる人は、自分を格好よく見えるように演出しているのです。
ポケットに手を入れる人の心理【女性編】
では女性編にいきましょう。女性は元々「女性らしく」という価値観や育てられ方によって、ポケットに手を入れるという動作をする人は少ないはずです。ではどんな心理状態の女性が、そのような行動に出るのでしょうか。
男性とあまり変わらないこともありますが、女性特有の心理もあります。
可愛らしさを狙っている
ポケットに手を入れる、というのは体を小さく見せる行為です。また、子供っぽい仕草でもあります。そのため、ポケットに手を入れる女性は自分を可愛らしく見せる効果を狙っている場合があります。
ちょっとお茶目でやんちゃな可愛い私、を演出するためにポケットを利用しているのです。
もう帰りたいと思っている
一緒にいる相手の話がつまらない時や、デートなどでも疲れてうんざりしてしまっている時、ポケットに手を入れて隠し、それを表現する女性はたくさんいます。
つまり、「退屈で疲れるからもう帰りたい」という時に心を閉じてしまうので、無意識に出る行動なのです。
精神的に不安定になっている
ポケットに手を入れるクセがある女性の中には、不安な心理状態になっている人がいます。気持ちが動揺すると自分を守ろうとしてポケットの中に手を入れるのです。
本当は全身を隠してしまいたい精神的に不安定な時には、全身を隠すことは出来ないので手だけでも隠してしまおうという心理が働くのでしょう。少しでも自分を守ろうとしてガードする体勢になるのです。
話を聞いていない状態
誰かと会話をしている時に相手の女性がポケットに手を入れていたら、あなたの話はほとんど聞いていないと判断できます。つまらなかったり不満があったり、その時々で理由は違うのですが、相手の話を聞いていない時にはポケットに手を入れるのです。
手などを動かすことは意識とリンクしています。相手の話に集中していないときは手持ち無沙汰なので、手をどうしたら良いかわからずにポケットにしまいこんでしまうのです。
やましいことがある
男性と同じく、女性でもポケットに手を入れる人は心の中にやましいことがあるのかもしれません。何かを隠したい心理状態になっているのです。秘密を悟られまいと手の平を無意識に隠してしまうのでしょう。
人に知られたくないことがあれば心をオープンには出来ませんから、心を閉じてしまいます。そんな心理状態のときには、体も同じようにぎゅうっと縮こまろうとしてしまうものです。ですから、手もポケットに仕舞ってしまうのです。
ポケットに手を入れる人の心理【恋愛編】
ポケットに手を入れる人の心理、恋愛編も紹介します。ポケットに手を入れるという動作は、恋愛においてどんな心理状態なのでしょうか。中々興味深いことがわかってきますので、確認してみましょう。
お互いの愛情を確認している
デートで一緒に歩いている間、繋いだ手をそのまま相手のポケットに入れることがあります。そんなカップルを見たことがある方も多いでしょう。
彼らはプライベートな空間であるポケットに相手の手を招き入れることで、愛情を確認しているのです。相手を信用している、ということを体現しています。
恋愛関係がうまくいっているので、他の人には触れられたくない場所まで触ることを許しているのです。つまりお互いのポケットに手を入れるという行為は、愛情を確認できる行動なのです。
守ってあげようと思う優しさ
ポケットに手をいれる、という動作には様々な心理が影響していますが、ただ単に寒いから、という場合もあります。恋人とのデートでポケットに手を入れるのは、寒さから守ってあげたいという優しい気持ち故ということもあります。
普段は手を繋いだりしないカップルでも寒いときには手を繋ぎたくなるのが自然です。そしてお互いのポケットに手を入れて、温めるのです。
愛情が減ってくるとそのような行為はしなくなりますので、ラブラブ状態のカップルの仕草ともいえます。
ポケットに手を入れるのはマナー違反なのか?
ポケットに手を入れてしまう行動は、男女共にファッション的な意味のときと寒さから守るためという意味のとき、そして不安な心理が根底にあるときに出てきてしまう仕草や動作です。
しかし基本的に対人関係のマナーにおいては心を開き、あなたに攻撃するつもりはありませんよ、という気持ちを態度で示すことが大切になります。
ですからやはり公的な場所でポケットに手を入れる行為は褒められたものではありませんし、大体において相手に警戒心をみせたことによるマナー違反になってしまいます。みっともないと思われることも多いでしょう。
格好良さを演出したい、する必要がある写真撮影などは別として、一般的には人と合うときにはポケットに手を入れる行為をするのはやめましょう。自信がなく、相手は自分のことも信用していないのだ、と思われてしまう可能性があります。
格好をつけたい場合でも、胸を張って笑顔でいるほうが、ポケットに手を入れるよりも印象は良くなります。
ポケットに手を入れることで持たれる印象
心理状態や性格的特徴などを見てきました。ではポケットに手を入れることで、周囲の人は自分をどう思っているのでしょうか。周囲の人間から持たれる印象について紹介しましょう。
人間は内面が大切ではありますが、やはり外見や動作・仕草が他人に与える影響は計り知れないものがあります。自分もポケットに手を入れるクセがある、という方は1度確認しておきましょう。
学校での印象は
学校に通うのは学生であり、思春期問わず他人からの評価を非常に気にする年代です。特に男子学生に多く見られるポケットに手を入れるという行為は、周囲から格好よく思われたいための行動でしょう。
周囲も同じくらいの年齢の子供ばかりですから、学校ではあまり不快に思う人はいないかもしれません。しかし、えらそう、というややマイナスなイメージは、やはり持たれることが多いようです。
女の子の場合には真冬の防寒や可愛く見せたい、という心理からポケットを利用することが多いでしょう。
会社での印象は
大人になって社会に出た人間が、会社という場所でポケットに手を入れるという行動をすると、基本的には「だらしない人」と思われます。社会人として身だしなみが悪いという印象を持つのが自然ですし、態度も悪く思われます。
会社の名前は背負うのは従業員全員です。会社のイメージを下げないためにも会社内やその周辺でポケットに手を入れるという動作は控えるほうがいいでしょう。取引先の人に目撃されると、ちょっとだらしない人なのかなと思われてしまいます。
スーツを着たら手は出しておく、それを自分に課すのが良いでしょう。
フォーマルな場では
冠婚葬祭などフォーマルな場では、スーツなどしっかりとした正装をするのが普通です。ポケットに手を入れることがクセになっていると、そういう場でもついやってしまうことがあるでしょう。しかし、フォーマルな場ではそれは控えましょう。
男性はジャケットのポケットに手をいれることはあまりありませんが、ズボンのポケットに手を突っ込んでいる人はよくみかけます。それがフランクな環境であり、お酒も入って周囲の人もそうしている、という場合に限りOKです。
一般的にはあまり礼儀にかなった態度とはいえませんので、節度が求められる場所においては好印象を持たれることはありません。そういった場所ではポケットがあっても手をいれないように、体の前で両手を合わせるなどをして、努力してください。
ポケットに手を入れる場合は時と場合を考えましょう
基本的には、ポケットに手を入れるという動作は相手に対して警戒心を持っているとみなされ、失礼になります。しかし恋愛における場面や友達同士、写真撮影などであればまた違ってきます。
ですから、時を場合を考えることが大切です。一人でいるときや自宅、恋人とデートを楽しんでいるときのスキンシップでは構いませんが、公の場では少し考え物です。
寒い冬に手を温めるためにポケットに手を入れる、ということ以外では、クセになっている人は少し注意するようにしましょう。自分のイメージが悪くなれば、大小様々な不利益をこうむるかもしれませんので、誰かといるときには控えるのが懸命かもしれません。