体脂肪率ごとの見た目は？男性･女性の理想の体型とは？

体脂肪率は、見た目で分かるといわれていますが、「だいたい○％ぐらいでは？」というぐらいの判断ができるというものです。

なぜ見た目で分かるのかというと、筋肉が関係しているからです。体脂肪率が低い人ほど筋肉が綺麗にでて、体脂肪率が高い人ほど筋肉が少なくなっています。

ムキムキの人を見ると「10%ないのでは？」と思うこともあるでしょう。

体脂肪率とは、漢字のとおり体の中にある脂肪の率のことです。体脂肪率を見るには、体重が関係しています。つまりは、体重の中にある脂肪の割合が体脂肪率になるということです。

体重が軽い人でも、脂肪が多ければ体脂肪率は高くなります。逆に、体重が重い人でも脂肪が少なければ体脂肪率が低くなります。

体脂肪率とは、体重が重い軽いではなく、体重に対してどれだけ脂肪があるのかで分かるものなのです。

体脂肪率の平均と理想を見てみましょう。体脂肪率の平均は、男性と女性で変わってきます。平均の体脂肪率の範囲内であれば、そんなに問題はないでしょう。

しかし、平均と理想というのは大きな違いがあります。平均内の体脂肪率だったとしても、理想とかけはなれていたら満足することはできないでしょう。

どれくらいの体脂肪率が平均なのか、また理想なのかについて把握しておきましょう！

男性の平均体脂肪率は、約20%です。意外と高いなと思う人もいるでしょう。男性がみんなマッチョというわけではないので、だいたい平均すると20%ぐらいはあるのです。

では、理想の体脂肪率ですが、これは約10%になります。男性は筋肉がついていて強そうな体のほうがいいと考えている人が多いのです。引き締まった体のほうがかっこいいと感じている人も多いでしょう。

体脂肪率10%というのは、かなり鍛えているイメージがありますが、男性なら努力で手に入れることができる体型でもあるでしょう。

女性の体脂肪率の平均は、約25%程度とされています。やはり男性よりは脂肪が多いため体脂肪率も高めになります。女性の平均体脂肪率である25%を下回る女性は痩せているというイメージを持たれるでしょう。

ただ、女性は、25%を超える人も多くいます。30%を超えてしまうと肥満と判断されることもあるので気をつけなければなりません。

そんな女性の理想の体脂肪率ですが、20%程度です。だいたい男性の平均の体脂肪率を女性は理想の体脂肪率と捉えているということになります。

男性の体脂肪率ごとの見た目や体型について見ていきましょう！体脂肪率だけで、男性の体にどれだけ見た目の変化があるのか知りたいと思いませんか？

最近は、男性も見た目をかなり気にする人もいますし、年々体型が変わってくることを怖いと思っている人もいるでしょう。

体脂肪率ごとの体型をチェックして自分の理想とする見た目がどの体脂肪率なのか、そして今の見た目がどの体脂肪率に当てはまるのかについて見ておきましょう！

こちらは、体脂肪率10%の男性の体型です。とても引き締まっていて、ダンサーみたいな雰囲気を持っていると思いませんか？

ここまで引き締まった体なら、モテることでしょう。体脂肪率10%というのは、男性の理想の体脂肪率でもあります。

この体こそが、男性が理想としている見た目や体型でもあるということです。

体脂肪率15%の男性の体型と見た目です。男性の理想よりは高めの体脂肪率になりますが、平均の体脂肪率よりは低くなります。

そのため、全く太っていない綺麗な体型をしていると感じることができるでしょう。体脂肪率15%ぐらいでも男性は問題ないのではないでしょうか。

とても鍛えているように感じますが、体脂肪率20%の男性の体です。ここまで筋肉がついているのが分かるのなら、20%あっても見た目的には問題ないのではないでしょうか。

この体型は、男性の平均的な体脂肪率でもあります。ここを維持して、ここから減らしていくというイメージを持ちたい体型でもあるでしょう。

体脂肪率20%を超えてくると男性は太りぎみになってくるので気をつけてください。

真ん中の男性に注目してください。真ん中の男性が体脂肪率25%です。いい体つきをしていると感じますが、おなかが出ているのが分かります。

そのため、ちょっと惜しいと感じさせる体型ではないでしょうか。ただ、ここから鍛えることができたら、かなり引き締まった体型にもなるはずです。

見た目を簡単に変えるのなら今がチャンス！という体脂肪率でもあるでしょう。

体脂肪率30%の男性の体型です。引き締まっているように感じますが、おそらくお腹の筋肉はほぼないのではないでしょうか。

男性で体脂肪率30%になると、お腹の脂肪が気になるようになります。自分でも「太った…。」と非常に感じてしまう体型と見た目になることでしょう。

体脂肪率35%の男性の体型と見た目です。お腹がポンっと前に出ているのが分かります。社会人男性が、付き合いばかりでお酒をたくさん飲んでいると、なりがちな体型でもあるでしょう。

男性で体脂肪率35%というのは、なかなか高い率になります。男性の平均を大きく超えているため、血管などにも負担がかかってきているでしょう。

男性で体脂肪率40%になると、かなり大きな体になります。体型も見た目も、太っているように見えるものでしょう。

男性の体脂肪率40%は、かなり肥満になってくるので体脂肪率を減らしたほうがいいでしょう。背が小さい男性でも、体脂肪率40%を超えることがあります。

横に面積が大きい体型になってしまうので、見た目は可愛いけど健康が心配になるでしょう。

女性の体脂肪率ごとの見た目と体型について紹介します。女性も体脂肪率を気にする人がとても多いでしょう。最近では、女性でもジムでかなり鍛えている人がたくさんいます。

そのため、女性なのに男性と同じぐらいの体脂肪率の人もいるでしょう。そんな女性が増えてきていると、「私の体脂肪率大丈夫かな？」と不安になる人もいるでしょう。

体脂肪率がどれくらいだと、どんな見た目になるのかをチェックしておきましょう！

女性は、体脂肪率10%を切ってしまうと、体に負担がかかってしまいます。将来、子供を産みにくい体になることも考えられるとされています。そのため、体脂肪率10%は切らないようにしましょう。

写真の女性は、体脂肪率12%です。かなり筋肉がついていて、腹筋が割れているのが分かります。ここまで筋肉をつけるには、かなりのトレーニングを積んでいるのではないでしょうか。

女性でこんなに腹筋が割れているというのは、すごいことでもあります。体脂肪率12%になるには努力が必要になるでしょう。見た目も体型もかなりスレンダーになりますが、ちょっとムキムキな雰囲気も持ちます。

体脂肪率15%の女性の見た目と体型です。とても綺麗な体型をしていると思いませんか？少し痩せ型ではありますが、筋肉の付きかたも理想的なものになります。

体脂肪率15%ぐらいになると、女性でも「かなり鍛えてるね！」と感じられることもあるでしょう。15%ぐらいを維持したいなと思う女性も多いのではないでしょうか。

体脂肪率20%の女性の体型と見た目です。このぐらいがちょうど理想の体脂肪率になります。確かに、マッチョすぎないため女性らしいスタイルが魅力的になります。

かといって、丸みがありすぎるわけでもないので、女性が憧れる体型というのはかなり理解することができるものです。体脂肪率20%ぐらいなら、とても健康的な体を維持することも可能ではないでしょうか。

体脂肪率25%の女性の体型です。見た目的にはスレンダーに感じるのではないでしょうか。このくらいの体脂肪率がだいたい女性の平均になります。

筋肉がつきすぎている様子もなければ、脂肪がつきすぎている様子もありません。どちらかというと綺麗な見た目なので、何も問題ないように感じます。

ただ、理想の体脂肪率よりは高めなので、鍛えたいと思っている人は体脂肪率25%を超えないように、体重もふやさないようにしなければなりません。

体脂肪率30%の女性の見た目と体型です。ちょっとおなか周りがぶよぶよしているように感じませんか？自分でも「これはヤバいかも！」と感じてくる体型でもあるでしょう。

体脂肪率30%は、女性の中では肥満に近づいている数値になります。そのため、コントロールして30%未満にしたいところでしょう。

丸みがあって、女性らしい体型でいいのですが、引き締まった体とはいえません。

体脂肪率35%の女性の体型と見た目です。かなり丸みがあって、決して痩せているとはいえないのではないでしょうか。どちらかというと、ダイエットをしたほうがいい体型になります。

体脂肪率35%になってくると、だんだんと体にも負担が大きくなってくるので意識して下げるようにしたほうがいいでしょう。

ただ、ぽっちゃり体型が可愛いと思える部分もあるので、急激なダイエットは控えて徐々に体重と体脂肪率を減らしていくのを楽しむようにしてください。

女性の体脂肪率40%の体型になります。ドーンっとした体型になるのが分かるでしょう。体脂肪率40%は高すぎると考えていたほうがいいでしょう。

体脂肪率40%になると、見た目だけでなく、体の調子も悪くなったり病気になるリスクも増えてくるでしょう。太った見た目を気にするだけでなく、あらゆる病気のことも気にしたほうがいい体脂肪率になります。

体脂肪率が高いと、なぜダメだと言われているのか知っていますか？体脂肪率が高いということは、病気のリスクが高まってしまうことにも繋がります。つまりは、不健康になるということです。

体脂肪率が高いというだけで、動脈硬化や心臓病、脳卒中などになってしまう危険性があります。直接死につながるような病気ばかりです。

「ほかの場所には問題ないけど体脂肪が気になるだけだから！」と軽く考えていいものではないのです。

体重が減ると体脂肪率も減ると思ってとにかくダイエットをして体重を減らそうと思う人がいます。しかし、体脂肪率とは、体重に対しての脂肪の量で決まります。

そのため、体重だけが減っても体脂肪率が減るとは限りません。体重が減ったときに体の水分量が減っただけとか筋肉が落ちてしまっただけとなると、体脂肪率は減らないでしょう。

大事なのは、体重を減らすことよりも、体内の脂肪を減らすことを意識することなのです。

体脂肪率を減らすには、どうしたらいいのでしょうか？脂肪というのは体内にあるので、目に見えてどこにあるなんてのが分かりにくいものです。

また、体重を減らそうと頑張っても体脂肪率が減らないこともあるため、体脂肪率を減らす方法が分からずに間違ったダイエットをしてしまうこともあるでしょう。

確実に体脂肪率を減らすにはどうしたらいいのかについて見ておきましょう！

体脂肪率を減らすために大事なのは、まずは食事です。食事を見直すことで、かなり体脂肪率が減るというのを最初に理解しておきましょう。ただ、脂肪を減らしたいからといってお肉をやめる！なんてことはしないでください。

摂取カロリーをだいたい1日1500kcal程度に決めて、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、カルシウム、等をバランスよく摂取することが大事です。たんぱく質が必要になるため、お肉をやめてはいけないのです。

ただし、ファストフードなどはやめていいでしょう。脂質や糖質が多い食べ物は避けてください。しかし、糖質を完全にリセットすると体がきつくなるので、朝少し糖質を取ることも大事です。

体脂肪率を減らすには、運動も大事です。食事と運動を取り入れることで体脂肪率というのは減らしていくことができるのです。そのため、できるだけ両方取り入れるようにしましょう。

体脂肪率を減らす運動にいいのが、ウォーキングやジョギングです。できるのであれば、スイミングもかなりいい運動になります。

他にも、筋トレもいいのでウォーキング＋筋トレなどのように組み入れていくといいでしょう！

体脂肪率ごとの見た目をチェックすると、やはり低いほうがいいというのが分かるでしょう。男性は10%程度、女性は20%程度にするのが理想です。

あまり無理して体脂肪率を減らすことはありませんが、今すでに30%とか40%あるという人は、意識して減らすようにしましょう！

女性は、体の負担をよく考えて、自分の体と向き合って体脂肪率を減らしていくようにしましょう！